いよいよ来るぞ。変革の大きな波が。
皆でその波乗りを楽しんでいこう。
ここは、ここの在り様のようにあり続けている。
そして、新しい価値観を
世の中に提示しようとしている。
それはなぜかというと、
世の中がいろいろな意味で行き詰ってきている。
世の中の人々が、
個人個人の価値観で生きてきた結果、
何か全体が忘れてしまっているものを
気づかせようとする力が働いているからである。
自然が人間の営みにNOと言っているように、
病気や環境破壊、人間関係など
いろいろな問題が世の中に起きている。
世界的には大きな対立はなくなり、
人間たちには自分たちの枠の中で、
秩序を保っているように見えるかもしれない。
しかし、実際には、個々の人間の中で、
大きな葛藤として戦争が起きている。
私たち人間は、
宇宙という生命の中で生み出され、
現在もその生命の仕組みの中で生かされている。
明らかに、この世界があって、
私たちが後から生まれてきている。
後から生まれてきたものというのは、
前のものに何かニーズがあって、
生み出されてきているはずである。
つまり、
私たちが生み出されてきたのには、目的がある。
その目的に沿って生み出されたはずなのに、
今、生み出された全体からNOという答えが沢山出ている。
それを受け取ろうとしている流れもあるけれど、
人間たちの中には、受け取ろうとする心と
受け取るまいとする心が対立している状態である。
ここでは、対立するのではなく、
大本の目的、
私たちを生み出した仕組みのほうへ移行する、
途上の生活をしている。
そういったことを生活全体に、
それこそ、村のようにしてやっているのが、
ここの平和を提案する生き方である。
自然やこの世界の仕組みの側に立って
ここを進めていこう、
人間が地球の意思に沿って
平和に生きていこうという生き方。
地球と対立する生き方から、
地球の意思に沿った平和的な生き方へ。
環境、食など部分的なことだけではなく、
全てのことにおいて
この世界と平和的に生きていこうとする生き方を、
ここは示していると思う。
大きなくくりで言えば、
宇宙意識、地球意識のメッセージを、
僕らがまさしく代理としてやっている。
その意識を
私たちはしっかりと持っていないといけないし、
持っているからこそ、
今までこうやって歩んでこれた。
さらに、世の中にこういった考え方が
爆発的に広がろうとする今、
それに対して抵抗しようとする力は
非常に大きなものである。
それは、生半可なエネルギーではない。
その強いエネルギーは、
私たちの生き方に対して
一見、大きな逆風のように見えるかもしれない。
しかし、考えてみたら、
ここでこの生き方を小さく伝えていることよりも、
世の中が逆風としてうねり出した時に、
私たちはそれを波ととらえ、
波乗りのサーファーになれば、
逆にそれがもっと広く広がる。
なぜ、今の価値観じゃないといけないのか。
今の価値観であり続けると、
どれほど知らない間に沢山のものに負荷をかけ、
沢山のものを混乱に追いやったり、
絶滅に追いやったりしているのか。
そういったことに気づかなければいけない。
沢山のものどころか、
自らの生活、自らの社会を、
どれほど対立や混乱に追いやっているか。
そこを根本的に考える必要がある。
これを形で世の中に示すために、
私たちは役割として、
始めからこの生活をいただいてきたはず。
そして今、変革の時が来ようとしている。
私たちは、そういう使命を持ったものの自覚として、
その波に乗り、大いにその波乗りを楽しもう。
人間社会や一般常識は、
自然や地球の仕組み、
宇宙の仕組みから外れて、
自分たちを創り出したものと対立している。
それに対して、もっと恒久的で、
人々が本当に喜び合える、
皆が支え合って喜び合える社会創りをする側に
僕らは立っているのに、
何を恐れる必要があるのか。
そのことを人々に目覚めてもらうための役割というのは、
どんな大きな産業を興すよりも、
どんな教育をすることよりも、
どんな政治をすることよりも、
大事なことであるはずである。
そうすると、ここでの生活の一つ一つが、
とても大切だということに気づく。
それが、一人一人の中でしっかりと認識していないと、
自分の中から湧き出てくるエゴによって、
自分では気づかないうちに、
自分が侵害されることに対しての
アレルギーが生まれてくる。
そのアレルギーは、
どういうメッセージかというと、
その現象が起きているあなたの中に問題があって、
あなたの生活スタイルのもとにある精神を変えなさい、
それを変えることによって健康になれるんですよ、
というメッセージである。
今まで、縁があるものだけに、
ソフトにこのメッセージを伝えてきた。
そしてその証として、小さいけれど、
ここに理想郷を築いてきた。
でも、まだユートピアにはなっていない。
なぜかというと、ユートピアは、
その小さなコミュニティだけのためにあるのではなくて、
世の中全てが理想になるべきものだからである。
特定の宗教や団体のためにあるものではなく、
全人類が地球の上で何ものであって、
今後地球とどうつきあっていくのか。
さらに、私たちは宇宙の中にあって、
今後、宇宙をどう生きていくのか。
このまま進んでいったら、
人間は地球の中の単なる異物であり、
癌細胞であり、秩序を乱すものであって、
その人間の姿勢を宇宙にまで広げていってしまう。
人間は本来尊い存在であり、
この世界に本当の意味での平和をもたらすもの、
理想をもたらすものの先駆けであるはず。
今、この世界に大変革が起きようとしている。
その抵抗勢力が、実は人間の中にあるということに気づき、
その大変革のための心を育てていくという時が来ている。
そのために、私たちの生き方があり、
今まではソフトに示してきて、
それに対する抵抗、無知、無理解があった。
そして今、私たちの役割を果たす時が来ている。
その役割は、この宇宙ドラマの中のゲームのように、
クライマックスを迎えようとしている。
それを大いに楽しんでいこう。
皆がつながって皆で喜べる世界を創るために、
私たちはこの生活を送っているのだから。
使命は大きい。
しかし、古い価値観から観たら、異物に観える。
でも本当は、何が異物なのか、人々に伝えないといけない。
そこで、恐れの心が出たり、
一番大事な大本の信念を持っていないと、
この時代を逆行するようなうねりに呑みこまれてしまう。
楽しむどころか、私たち自身が苦痛の中に入ってしまう。
先駆けだったものが、単なる異物として潰されてしまう。
しかし、私たちは、そんなやわな心で
この生き方を選んで生きてきたわけではない。
その波を大いに活かし、
私たちはその大きな抵抗の波に乗って、
波乗りを楽しもう。
確かに抵抗はあるし、
それは巨大な抵抗のようにも思われる。
私たちは、このような清らかな心で
世の中のことを考えて生きているが、
人間の無知な部分、愚かな部分は、
それに対して後押しをするかもしれない。
自然や宇宙の仕組みや流れは、私たちを応援している。
これを応援せずに地球の未来があるのかといったら、
ないのだから、当たり前のことだ。
そして、今、沢山の人々が、
そのことに目覚めようとしている。
何も恐れることはない。
実際に問題があるのは、人々の心の中にある、
真実へ行こうとする心と
真実を行くことに対して抵抗する心との
葛藤であるのだから。
その葛藤が、個々であったり、
社会であったり、国家であったり、
今、矛盾として出ている。
敵は己の中にあるのに、
己の中を観ないで外に問題事を見つけ、
外の対象に攻撃している。
これは、人間がずっとやってきた、
戦争を引き起こした心そのもの。
私たちは、大切な役割をしている。
ここが始まった時から持っている精神をベースにして、
流れに任せればよい。
今は踏ん張る必要はない。
その波を待ち構えていて、
その波に乗って、皆で楽しめばよい。
すごい波が来た。
これを楽しまない手はない。
目先の小さいことでちまちまとしているのではなく、
この宇宙ゲームを楽しんでいこう。
僕らには、この調和で平和で大切な仲間と生活がある。
これを地球中に広げたい。
その大きな志は、誰にも犯すことができない大事なもの。
その側に立っているものが何を恐れる必要があるのか。
大事を生きているということに気づいたら、
人々は堂々と自信を持って歩んでいける。
ようこ:
未知なるものが恐怖ではなく、
実は喜びの種だったということだよね。
そう考えると、心次第で、
こんなに楽しい時代はないよね。
いさどん:
これからどんどん変わっていく時に、
変わっていくことに対する恐怖がすごく大きな抵抗になって、
私たちにも向かってくるけれど、
逆に私たちはそのエネルギーを利用して、世の中を変えていこう。
そういうチャンスでもある。
そういう時が来る。
年が明けたら、賑やかになるぞ。
ようこ:
どんな年だろう?
去年が、洪水で、今年が、津波で。
いさどん:
来年は変革の年だ。
洪水が来て、津波が来て、
そして汚れたものを全て洗い流して、
本当の生き方に皆が目覚めていく。
そのためのスタートの年だね。
すべてが、深い深い愛の中にある。
すべてが深い深い愛の中で私たちは生きていて、
そのことに気づけば、人間は対立せずに、
すべてを運命共同体として、
この世界を創っていける。
そこには、全く新しい世界が展開される。
人間はそろそろ、
狭い人間だけの価値観だけで生きていてはいけない。
自然の仕組み、地球の意思、
この宇宙の壮大なドラマの中に、
自分たちが生み出されていることに
気づかないといけない。
何を恐れる必要があるのか。
これほどの巨大な後押しがあるのに。
たとえ私たちが社会通念を壊すものであろうが、
その根本にあるのは、この世界が本当に平和で、
人々が輝いて幸せに生きていくための大事を持って、
日々を生きているのに。
それを怖がってしまったら、
世の中はいつまでたってもよくならない。
ようこ:
変革の年を恐怖の年とするのも、
喜びの年とするのも私たち次第だね。
いさどん:
そうだよ、そういうことだよ。
このメッセージを世の中に示す時が必ず来るから。
そして、一人一人に問いたい。
あなたは本当に、
自分のために今を生きているのか。
そして、自分というのは、
あなたという自分の姿をしているあなただけではなくて、
この世界全体があなた自身ですよと。