ないからこそ豊かさに気づく

「自分の思いを自分だけの中にしまっておくと、それはただ単に自分だけの思いだが、それをいったん自分から外に出すと、みんなに共有されてみんなの思いとなる。ただ、自分の思いを実現したいという思いがあると、それが叶えられない時、自分が否定されたと思ってしまう。自分から見たら素晴らしい考えで、全体の調和を生み出すように見えることでも、それが現実には他の幸せをこわし、自分をこわしていることに気づいていない。

物事を片面からではなく、多面的に見るということ。では、どうしたら、そういった見方ができるようになるのか?とよく聞かれるけれど、それには、『人の思い、言葉、行動に心を向けて、自分の思い、言葉、行動に心を向けて、それが何をもたらすのか、じっくり観察すること。』そういった意味で、大人会議は検証のいい場であると言える。

『いただく心』、『信ずる、神様に心を向けること』、『神様じゃなくても、多様性、いろんな考えを認める心』が、物事を観ていく上で大切。

いそがしいから、ゆったり過ごしたいと思っても、それが与えられないから不満を抱くのでなく、『ないからこそその豊かさに気づく』ということ。そういった心の在り方で生きていけることが幸せへの鍵」

常にみんなのこと、全体のことを考えていて、頭を休めることがないいさどんですが、今朝のいさどんから感じられる空気は、とても優しくやわらかいものです。それは、「ないからこそ豊かさに気づいている」いさどんの心の現われだからでしょう。

「ないから不満」と「ないから感謝する」。同じ出来事でも、その心がまわりにもたらす影響は、あなたが想像する以上に大きいものです。さあ、今あなたは、自分自身に、まわりに何をもたらしていますか?


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