月や星、太陽に語りかけたら

先週末、毎月恒例の体験ツアーが行われました。
ツアーのプログラムの一つ、プレゼンテーションの時間には、
参加者の一人、アメリカ人のグレゴリーから次のような質問がありましたので、
皆さんにもシェアしたいと思います。

グレゴリー:
いさどんは30歳の時に、
天からメッセージが降りてくるという
霊的な体験があったと言っていました。
それは話言葉のようなものなのでしょうか?
それとも、夢のような形なのでしょうか?
どのような形で降りてきたのか教えてください。

いさどん:
私たちは自分の思考、想いを持っています。
自分が考えて生み出す思考、想いもありますし、
自分が考えないでふっと湧き出るものもあります。

私たちは体というものをもらって、
地球という世界に生きています。
ということは、この世界のいろいろな作用によって
生かされているわけです。
生かされているということは、
私たちが自分の思考を自分の中だけで
つくり出しているわけではないということです。

さらに、私たちは、
眼には観えない宇宙の意志のようなものの
影響も受けているとも言えます。
惑星と惑星の関係によって、
その思考が生まれることもあります。
そうすると、自分の思考なのか、
宇宙の思考なのか、地球の思考なのか
ということが区別できません。

自分が考える以前に
ふっと湧き出るファーストインスピレーション、
これは宇宙の思考、地球の思考ですね。
そこで、私たちを越えたものがあるということに
私たちは出会うことが出来ます。

それから、私たちは言語というものを持っています。
距離が離れていても、
心を見ることが出来なくても、
言語によって自分の意志を相手に伝えることが出来ます。

それと同じように、
自然の世界もそういったものによって
成り立っているわけです。
観るだけで、あの木がどう想っているのかということを、
感じる人には理解することが出来ます。
それは、絵や音楽などの芸術で表現するようなものです。
私たちは、そういった物理的な神様と出会うことも出来ます。

しかし、そういった物理的なものを全部省いて、
直接心が私たちに降りてくるということもあります。
それが、僕が受けている天からのメッセージです。
神様というのはこの世界全てを持って自分の体ですから、
全てを持って自分を表現されているのです。
だから、私たちの心や言葉も神様がつくったものです。
この世界にあるもの全ては、
神様が降ろされ維持されているものです。

私たちは人を観た時に、
「この人怒っているね」とか、
「この人笑っているね」ということが
話さなくてもわかることがあります。
それと同じ現象で、
この世界は観えないものでつながっているのです。
そこから、言葉が直接降りてきます。
だから、こうやって話しているように、
神様と対話することも出来るのです。

日本には神社がありますよね。
そこに神様が皆座っていらっしゃるのです。
わかっている人は神様に話しかけています。
「私は誰誰で、今日はこんな用事で伺いました」と。
そうすると、
「そうか。実はな、
おまえが来るのはもう既にわかっておって、
待っておったぞ」と対話が出来るのです。

ところが、
「私は自分の全てを知って生きているのだ」というふうに、
自分自身を自分の中に閉じ込めている人は、
そういう世界を観ることが出来ません。

地球なんて宇宙の大きさから観れば微小なものです。
それが宇宙空間に浮いています。
そして太陽のまわりを規則正しく回っています。
こんなことは、私たちの認識では考えられません。

その考えられない法則が
私たちをつくっているのだとしたら、
私たちは自分の考えという枠を手放し、
知らないことにより自分たちが生かされているということに気づいた時に、
そこの世界とつながれるようになるのです。

以前私は、
自分の考えを沢山持っていたのですが、
天から知らないことを沢山与えられ、
自分で考えることをやめるようにしました。
自分で考えると、
狭い世界に自分を閉じ込めてしまいます。
自分の希望を持つと、
自分の希望という欲の世界に自分を閉じ込めて、
返ってそれが不自由だということに気がついたのです。

だから、
自分の考えを置いておいて、
出会うこと、起きることを優先して生きようとした時に、
この自由な世界と広い世界が観えてきました。
確かにそこに魂がいて、
私に語りかけてくるのです。
そして、その後対話したことが
起きてくるようになりました。

この世界で本当に願いを叶えたければ、
夜の星を見て、
月を見て、
昇る太陽を見て、
沈む太陽を見て、
語りなさい。

実現するのはその方が早いですよ。
人間はあれがしたい、
これがしたいと自分の力で叶えようと思うものですが、
月や星や太陽と対話する方が、
ふさわしい出来事が早く実現します。

考えられないことかもしれませんが、
これって本当なんです。


5 thoughts on “月や星、太陽に語りかけたら”

  1. いさどん。ありがとう。
    ようやくあれこれ考えずにやってみることができるようになってきました。
    空や日の出、日の入り、月や星、花や木々を見ることもだんだんできるようになってきました。
    小さい子供や赤ちゃんを見て笑えるようにもなってきました。
    俗世間にいても何とかなるもんですね。

  2. 分かろう、理解しよう、定義づけようと思うほど、
    神様を限定してしまうことになるんだな~。

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