憲法改正を見てみよう!

いさどんブログが新しくなりました!
この世界のあらゆるできごとを、常識にとらわれない宇宙的な視点から
自由自在にいさどんが語る新シリーズ「宇宙視点で見てみよう」。
第一弾は、次期参院選の争点にもなっている「憲法改正」について。
ファミリーメンバーおよびゲスト参加の座談会にて、いさどん、大いに語ります!
(以下は、座談会での会話をほぼ正確に再現しています。
どうぞその場に参加しているつもりで読んでみてください。

宇宙視点でいさどんが自在に語ります!
宇宙視点でいさどんが自在に語ります!

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なかのん
今、憲法改正が話題になっているけれど、それにはいくつかの論点があります。

まず、自民党は「戦争放棄」を謳っている憲法第9条を変えて、軍隊を持って日本の治安を守りたい、というのが基本姿勢です。そこで、いきなり9条を変えるのではなく、まずは憲法改正に関する法律を変えて、憲法改正をやりやすくしようとしています。現在の法律では、衆参両院の3分の2以上、その後の国民投票で過半数の賛成がないと憲法改正はできないようになっています。それを、衆参両院の2分の1以上、その後の国民投票では国民全体ではなく有効投票の過半数の賛成が得られればよい、というように、法律を変えようとしています。これについては、憲法も時代に合わせて変化していく必要がある、という声と、憲法とは国家理念なのだから時の政権の都合でコロコロ変えるべきではない、という声の賛否両論があります。

もう一つの論点は、改正案では国家権力による統制を強めるような記述が多く見られる、ということです。言論の自由に対しては条件が付け加えられ、基本的人権について書かれた憲法97条は全て削除されています。その他、天皇が「象徴」から「元首」に変わっていたり、日の丸や君が代を尊重すべきということが新たに盛り込まれていたりします。

また、改正案では憲法前文の格調が落ち、平凡な文章になった、ということも言われています。(詳しく知りたい方は、こちらのサイトに比較一覧が掲載されています。)

ともこ:今の前文は全世界の人々の平和を前提にしているんだけど、改正案では場合によっては先制攻撃もOKと読み取れるような、微妙な感じがあるね。

憲法改正を訴える安倍首相
憲法改正を訴える安倍首相

いさどん:この憲法改正というのは、ものすごく大きなことだよ。だけど、現在3分の2の議席を持ってる自民党に国民がそれを託しているのかというと、実は国民はそこまで考えて自民党に投票したわけじゃない。単に民主党の至らなさに対する揺り返しで票が増えただけのことで、僕はそこまで国民は愚かではないと思ってる。それでも、長年憲法改正を狙っていたタカ派にとっては、これだけの議席を占めている今は千載一遇のチャンスなわけだよ。

ここで考えないといけないのは、彼らは憲法改正後にどのような国づくりを目指しているのか、ということ。簡単に言うと、戦争に参加しやすくしている、ということだよね。

もう一つ言えることは、日本という国は、まあある意味アメリカのホワイトハウスの庭で飼ってるポチみたいなものでしょ。TPPにしても、最初から参加ありきでことが動いてる。今は、日本人の高いプライドというものが欠落してる状態で、国民も愛国心を持てずにいるんだよ。だから今回の論議は、プライドを持たせるという意味ではいいことだと思うんだよ。

それはどういうことかというと、たとえば、僕はTPPは参加すべきだと思ってるんだよ。日本の農業の脆弱な部分を変に保護していては、結局は守られることでしか成り立つことのできない、意欲のない人たちをつくってしまう。TPPへの参加は、ある程度風当たりを強くすることでそこをたくましくするという作用もあるんだよね。利点も欠点もいっぱいあるのよ。

今回、自民党が千載一遇のチャンスとしてこの憲法改正に取り組み始めたことで、国民も憲法についてまじめに考えるようになる。つまり、国民がこの国のことを真剣に考えるチャンスなんだよ。それっていいことじゃない?民主国家だから、最終的には多数決に委ねるわけでしょ。国会議員ではなく、国民がどういう判断を下すかで決まるんだよ。

なかのん:どこまで真剣に向き合えるようになるかですね。

いさどん:そうなのよ。国を愛してないこの国の人々がどうするのか、安保闘争以来の大きなことになればいいなと僕は思ってるんだよ。その結果がどうなるかは、実際に進んで見てみればいい。

いさお:今、憲法を変えたいと言っている人たちには、戦争に参加しやすくするとか統制を強めるといった偏りがあると思うんだけど。

いさどん:でもね、戦争に参加しやすくする偏りというのは、そういう観方をすればそうなんだけど、日本という国が独立国家になるためには、やっぱりアメリカにこんなに依存してちゃいけないんだよね。それが結局、国民一人ひとりの国に対する責任感をすごく欠落させてしまっているわけだから。

逆に、軍隊をいっさいナシにして、北朝鮮に攻めて来てもらって占領してもらうのはどーお?

ともこ:あははは。

いさどん:いやいや、日本がそうしたとして、北朝鮮がやってきて簡単に征服したとするじゃん。でもそんなことしたら、国際社会が黙ってないでしょ。だからそんなことできないのよ。だから、かえって無防備にした方が、世界の先進国へのメッセージになるよ。僕に今の自民党の議席をくれたら、そういう方向で憲法改正するんだけど。一切の軍隊をナシにして、自衛隊もナシにしてやね、そこに使っていた資金を世界の貧困撲滅のために使う方が、すごい画期的じゃん。みんなそれに倣おうよ、と。

いさお:それは、国際社会も日本をつぶしちゃいけない、と思うような、そんな国になるということでもありますよね。

いさどん:そうそう。北朝鮮がそんな動きをしたら世界が黙っていない、と。

なかのん:あと、相手も無防備なところを責めるのは躊躇するかもしれないよね。

いさどん:そうそう。なんにもないんだから。ウェルカムって言ったりしてさ(笑)。

いや、何でかって言うとね。昔オウム真理教の事件があったでしょ。もっと昔には赤軍派の事件があったでしょ。例えば赤軍ならば、彼らは自分たちなりの理想を掲げてはいたんだけど、実は彼らの中に、本物の国づくりの精神がなかったんだよね。単に社会に対する反発心から、知識で吠えてただけなの。だから自分たちの小さなコミュニティすら持続させられなかったわけじゃん。

それはオウム真理教も同じで、あれほど優秀な人たちを社会が吸収できなかった。社会に理想が見いだせないもんだから、オウムに行って革命を起こそうとしたわけでしょ。彼らが悪事だけを考えていたのかといったら、やっぱり良い国づくりをしようとしてたわけじゃん。

そうするとね、今の人間のあり方がね、理想の地球人類の未来を創ろうとしているのかといったら、アベノミクスなんか明らかに、地球全体の調和の流れから逆行してるでしょ。経済が発展するほど、実は地球生態系にはよくないんだから。持続不可能な道を歩み出してるわけだよね。

そういう意味で言ったら、たとえば浅原彰晃が世界総裁になって、この世界をすべて統制したら、修行が正義であり、そのために死んでいくことは聖戦だ、と言われる世の中になるんだよ。全部一律の価値観で統制してしまえば、それが正義の世界になるんですよ。

北朝鮮のキム・ジョンウン第一書記
北朝鮮のキム・ジョンウン第一書記

それと同じく、北朝鮮がこの世界を支配したらやね、あのキム・ジョンウンが総裁になって、この世界が統制されるわけだよ。そうしたら今度は、北朝鮮の価値観がこの世界の正義になる。それって別にどうってことないでしょ。だって、今世界の主流になっているアメリカ資本主義にしても、実はすごく間違ってるじゃん。裏表があって。それなのに、今の世界ではそれが正義とされているんだから、北朝鮮だって同じことなのよ。

もしもこの世界にもっと高い理想があったら、アメリカ資本主義ほどの悪はない、と言われるようになるよ。今テレビでもアメリカの特集をやっているけれど、ひどい国だよね、あの国は。今までもアメリカは悪だと言われてきたけれど、それよりもはるかに悪の可能性があるんだよ。だけど勝てば官軍で、勝ったものが正義になるわけだよ。そうするとやね、北朝鮮が悪かどうかなんて、わからんじゃん。

という考えからいったら、北朝鮮が日本に攻めてきたら、「どうぞウェルカム!」と。どうぞあなたたちの好きなようにしてください、我々も共にやりましょう、と言ったら、全然相手も困るだろうね(笑)。

という考え方なんだけど、ダメかね?

ともこ:いいと思います(笑)。

いさどん:だから、我々は戦わない人間、戦わない国民になるってことが大事で、憲法の話に戻るけど、憲法っていうのは国民の権利を守るものなんですよね。法律は国家が国民を統制するためのもので、憲法はその上にあるんですよ。そして憲法は国民の総意によらなければならないもの。

だから今回の憲法改正論議とは、どういう国を我々は創りたいのか、それを国民に問う機会だということ。ここで目が覚めなければ、この国は北朝鮮に渡しちゃった方がいいよ。ほんとにさあ。

いさお:なかなかそういう話ってないですよね。憲法改正したい人っていうのは比較的右寄りの考え方をする人ばっかりで、じゃあ左寄りはどうかというと憲法守るって言うだけで、どういう理想のもとに国を創っていくかという話にはなかなかならない。

いさどん:いやいや、左寄りの人たちが平和主義かと言ったら、全然そうじゃないでしょ。昨日連合赤軍の映画(『実録 連合赤軍 浅間山荘への道程』若松孝二監督)を観たけど、それはもうひどいものだよ。共産革命っていうのは血で作られてきたもの。今は世界的な潮流が血を流すことを抑制しているけれど、いつでもいざとなれば牙をむく体質があるわけだ。

いさお :共産主義の粛清で死んだ人の方が、第2次世界大戦で死んだ人よりも多いんだって。

いさどん:ナチスの罪がどうのと言っている場合なのかどうかわからないようなことをやってる。ユダヤ人の場合は、ナチスが戦争に敗北したから惨劇が明らかになってるけど、文化大革命で何人死んだのかっていうのは全部隠されてるんだから。

改憲反対のデモ行進
改憲反対のデモ行進

もとやん:僕は憲法改正には反対です。

いさどん:何で?

もとやん:平和憲法をなくさない方がいいと思う。

いさどん:でもねえ、事実、今の日本はアメリカの核の下に保護されてるという現状があるんだよ。「我々は平和憲法を持ってる平和な国民です」って言うくせに、沖縄には、沖縄だけじゃないけど、巨大な軍備がある。核だって配置されてるかもしれない。それで平和憲法を守ってると言えるのかどうか。

僕はそれよりも、憲法を改正して、日本人が自分たちで自分の責任を持つところに立つべきだと思うんだよ。そしてアメリカからある程度独立した上で、この国をどうするのかということを考える。それによって、本当の愛国心とか、この国を想う国民が出てくると思うんだよ。今は、アメリカ嫌いと言いながら明らかにアメリカの核の傘の下にいる。それでいて自分たちは平和憲法を守っていると言うのは、真実から目をそらしているよ。

もとやん:今の話を聞いて、確かに僕の考えは表面的だったかなと思う。

いさお:軍隊を持たないとはいっても、日本の軍事力は世界第3位だよ。

もとやん:死の灰もたくさん持ってる。

やすみ:私も改正反対って思ってるけど、それはなぜかというと、まず改正についての議論がしっかりされてないでしょ。

いさどん:改正の草案は自民党から出てるけど、本当はそこから国民が議論していかないといけない。

やすみ:それと、改正のハードルを低くするのはおかしいと思うんですよね。

いさどん:それはそうですよ。だって政権が変わるたびに憲法がコロコロ変わるようではね。

なかのん:確かに。でも欧米なんかでは、憲法改正へのハードル自体は日本と同程度で決して低くないんだけど、それでももう少し頻繁に改正されていて、日本のように改正がない国は珍しいみたい。

いさお:まあ欧米の真似をしなくてもいいけどね。

いさどん:怖いのは、本当に日本の国民が国家という意識でものを考えてるのかというと、今はものすごく意識が低いじゃない。それを育てるためには、このくらいのことがなけりゃいかん。騒乱が起きるくらいのことになったらいいけど、今回も起きそうにないもんな。国民の中に、これは一大事という意識がないもの。

やすみ:自民党の中では改正派が主流だけれど、反対の人もいるわけですよ。でもそれを言えない雰囲気ができてるみたいで、そこが怖いなと思うんですよ。もっといろんな意見を話し合える場が欲しい。

いさどん:だから、今そういうふうに反対派がいても出せない空気があるからこそ、改憲派はこれを千載一遇のチャンスとして、やろうとしているわけだよ。気持ちはわかるよ。こんなチャンスはめったにないから。やりたい人たちにとっては今やらなきゃいつやるの、というくらいの話だから。

僕は反対でも賛成でもないのよ。もうなるようにしたらいいんじゃないの、と。なにしろ、みんなが考えるチャンスを与えられたということでは、TPPもそうだけど、すごくいい機会だよね。

なかのん:議論ということで言うと、福島の原発事故があった時には日本全体で議論が盛り上がったんですよね。最近は下火だけど。あんな感じのものが、憲法改正に関しては見えないんですよね。

いさどん:今回の憲法改正というのは、実は大変なことなんですよ。ところが国民は意外とボケてるのね。その寝ぼけてるのに火をつけるいい機会だから、僕はどんどん進めたらいいと思う。今度の参院選挙でも、こんなに大きな話なんだから、反対派はなぜ反対なのかを出してくるでしょ。その時に投票率は上がるし、みんながもっと国のことを考えるようになるよ。だから、憲法のことなんてどうでもいいのよ。国民の関心が政治に向くという点で、僕は安倍さんはすごくいいことやってくれてるな、と思う。

なかのん:どこまで関心が向くかですね。原発の場合はわかりやすいと思うんですよ。

ともこ:そう。だけど憲法は生活への直結感がないんだよね。

いさどん:今自民党は、国防軍を作って、他国が明らかに日本を攻撃してくることがわかったら先制攻撃もOKということにしたいわけでしょ。もしね、それが日本にできたら、かえって今の北朝鮮に危機感を持たせて、神経を逆なでることにはなるよね。だってジョンウンくんはまだ30歳だもん。

もとやん:憲法改正で、国民が国のことを考える方向に行くでしょうかね。原発だってもっと考えていいはずの出来事だったと思うんだけど。

福島の原発事故
福島の原発事故

いさどん:そのくらいこの国の人は眠ってるわけよ。福島の原発は世界で最大の原発事故だって言われてるのにさあ、意識は薄いじゃない。だから、そういうことに目を覚ますには行くところまで行ったらいいじゃない。

いさお:北朝鮮のミサイルが落ちるとか。

いさどん:そうそう。

もとやん:そのくらいで目が覚めるかね?

やすみ:いやあ、高齢の人たちはまだ戦争を体験してるからいいけど、若い人たちはもう冷めてるんだよね。自分が何したって仕方ないわって。そこら辺が怖い気がするんだよね。

いさどん:何でそんな悲観的なことばっかり言うの?若い人たちに任せた方が、斬新な意見が出てくる可能性があるよ。そんな中途半端に経験してるからこそ、きっとこうなるんだろうああなるんだろうって悲観的に考えるんだよ。それより、もっと本当に斬新な意見が出てくる方が楽しみだと僕は思うんだけど。

だから、わかんないところに僕は期待してるのよ。

もとやん:そういう観点はすごいなと思うんですよ。でもそれで国民が考えるようになるかな?

いさどん:何でそんな考え持つの。行ってみなきゃわからんじゃん。考えなきゃ「ボケてるね」ってだけの話で、考えたら「よーし、考えたな」ってだけのことだし。とりあえず、こんな機会はめったにないんだから。これはもう、大歓迎しなきゃいけない。

いさお:逆に言うと、考えてないと考えさせられる機会がどんどんやってくる。3.11であんまり考えませんでした、じゃあ次は何が来るの、って。

なかのん:気が付いたら、あれ、徴兵されちゃうの、って(笑)。

いさどん:やあ、だけどね、徴兵制度ができたら、日本のニートだとか引きこもりだとかはだいぶ減るよ。徴兵制度は悪いばっかりじゃないよ。軍隊に入るというより、国家のために働くトレーニング期間を設けるとかね。まあそれじゃ基本的人権はどうなるんだ(笑)。

やすみ:でも国家のためっていうと、国のために戦争して人を殺しても犯罪にならない、ってことになるじゃないですか。

いさどん:その考え方は、今までの既存社会をベースにしてるんだよ。国家や憲法っていうのは、国民を守る、権利を保護するためのものであって、本当に優れた国家なら、国家のために働く国民というのは優れた社会を創る人たちなんだよ。そういうことをイメージして僕は話してるのよ。今までの既存のひどい国をベースにして疑いの心で話すと、今のやすみさんのような発想になるね。僕は宇宙連合国家をベースにして話してるんだよ。

やすみ:私もいさどんの言ってることわかりますよ。守るために軍隊持とうっていうのには私も反対で、いくら持ったって良くなると思えないから、本当に武器なしにした方がいいと思うんですよね。

いさどん:そのお金を他のことに使った方がはるかにいいじゃん。でもそれじゃ票は取れないよね。・・・いや、わかんないよな。意外とみんな考えてるのかも。今は日常の中で見えない自衛隊にものすごいお金を使ってるんだけど、それを目に見えるように変えようよって言ったら、意外と支持が集まるかもしれない。自民党に反対するものとしてやるから指示が集まらないのであって、賢明な国創りという意味で全く違う観点から出ていったらおもしろいのかもな。僕は日本維新の会がそういうのかと思って期待してたんだけど、石原さんがくっついちゃって、なんのことはない、自民党のタカ派になっちゃった。

・・・あれ、憲法の話だったね(笑)。

いさお:憲法は根本の国作りの話ですもんね。

いさどん:だから、こういうことを国民が考える機会になるということ。大いに進めてほしい。あっちでもこっちでもそういうことを考えてもらって、それに便乗して、新しい人々の暮らし方とか、新たな社会の仕組みということで、『確固たる居場所』を同時上映すると。

もとやん:いいね(笑)。

いさどん:ところで、この話どうやってまとめるの。

ともこ:日本は北朝鮮に差し出す、ということでいいですか。

いさどん:うん、日本は北朝鮮に「どうですか、一緒に国創りしませんか」と提案する。そしたら向こうがびっくりするんじゃない。そのくらいの斬新なことを言いたいね。ぜひ僕にこの国を任せてほしかったんだけど、今世ではそういう予定になってないもんだから。

ともこ:もし任されたら、何から着手しますか?

いさどん:あのー、まず、寿命の定年制をつくる。60歳以上・・・いやほんとは30歳以上にしたいけど。

なかのん:ここにいる人全員もうダメじゃん(笑)。

いさどん:まあそれは過激にしても、もっと現実的なことで言うと、やっぱりベーシックインカムだよね。この国で生きていくことをすべて保証しましょう。人は仕事をする時、「はたらく」、つまり「傍を楽」にする、人のためにやるという精神で働きましょう。その意味が分からない人を、徹底的に思想教育しましょう。

いさお:それ「文化大革命」じゃん(笑)。

いさどん:だって教育って国策でしょ。僕は何を国民に与えるかと言ったら、それはもう、働く精神。つまり、世のため人のために働くことこそ正義として、新しい道徳観をこの国に植え付ける。で、働くんだけど、働きによって所得の格差があるのではなくて、国民には平等に所得の保証をしましょう、と。障害のある人も健常者も関係なく。で、文句は言っちゃいけない、と完全に思想統一をする(笑)。

ともこ:それは既存の共産主義とは違うんだね?

いさどん:違う違う。共産主義は人間のための理想世界を謳っているだけで、自然という概念がないもの。僕の基準は何かと言ったら、地球生態系。銀河の構造とか、太陽系の構造とか、地球生態系のように、役割は様々に違って多様性があり、平等な世界を表現するってこと。

まあ木の花では、あまり新しくもない考えだね(笑)。

 

地球

 


4 thoughts on “憲法改正を見てみよう!”

  1. 今 話題になっている事 ポイントは 今 鍋の中にいるカエルが どんどんお湯が熱くなって ちょっとおかしい? このままいくと ゆでカエルになってしまう・・・
    みんなで いままで あまり使わなかった「自分の頭」を使うことになることは 未来にとって必然なのだと思います。

  2. 竹内さん
    コメントありがとうございます。
    今まであまり使わなかった頭を使い始めたら、世の中がどんなふうに変わっていくのか、楽しみですね!

  3. 2020年 安倍首相退陣直後です。
    敗戦以降、骨抜きにされたのかしら。

    そんなはずはない。考えていることを発しない。保身を最優先する思い癖は、人の本能かもしれません。

    そんなときでも、本心を押し殺している個人の琴線に響くのは、修行は現世だけで完結しないよ、という声。
    魂の濁りは次に持ち越し。因果はどんどん積み増されるのだ という感覚です。

    英国人の常識として、ご利益主義で神頼みするのは間違いといいます。試験合格を願うのは、誰かを代わりに落とそうと願っている同じ。汚い行いだと。自身の努力を見守ってお導きくださいと願うのが言筋だという。こういった価値観はキリスト教教育由来で育まれたかもしれません。

    日本の教育には青写真が無い。哲学が無い。教育から哲学を「宗教的」として取り除き、道徳という呼び名の元に、個性を消し、横並びで手を繋がせる、ことなかれ主義を育んだ。少なくとも高度成長期にはそうでした。前にならえばかりさせられました。

    日本のご利益依存はいつから始まったのやら。

    地元の自治にすら興味無い国民を育てるのが日本の教育の目的かもしれない。最初は米国の都合が良いように。今は米国のポチである政治家事業家の都合のいいように。

    敗戦以前の日本人の行動を思い返す。

    廃藩置県以前は、藩ごとに統率者がいて、地元の自治、防衛など地域ごとに体制があって、うちの藩は貿易で生きていこうとか、漁業で稼ごうとか戦略もあった。能動的な話し合いもあったはず。

    2020年の今。
    自分の心身の安全管理まで他人まかせが最先端。時計に「そろそろ深呼吸の時間です」と言われ、電話に行動パターンを把握され、スピーカーにおすすめレシピを解説してもらう。

    多勢の時流に乗りたがる風潮。
    結果、個人に降りかかる災難には
    自己憐憫 責任転嫁 依存心
    3大悪の揃い踏みで応じる。

    自分で考えれば防止できること
    ・危ない薬飲まされた
    ・副作用あるワクチン打たれた
    ・生活習慣病→医療の浪費→制度破綻
    ・治水の悪い場所で農業して水害を国の責任だと訴える。
    ・コロナ対策でマスクと言われれば、1人で運転する自家用車の車中ですらマスクする。今はマスクしよう、今は外そう、とか 主体的には考えていない。
    人からの批判を恐れて、マスクしておけば安心というのが動機。
    都会で働く子息に帰省するな、という親は近所の目を恐れるから。

    欲得に動機づけられた人間が政治家業の生業を代々受け継ぐ。それを望む人は居る。

    女王蜂を育てるのは働き蜜であるように、主導権は市民の手にある。
    無知は罪。他人任せの怠惰は罪。

    選挙の公約として「Aにしますか?Bがいいですか?」と提示されるとき、「Cがいいのに」と思っても投票先がありません。そこが選挙のトリックですわね。

    もしも
    Cがいいです と投票できてそれが多数派だったとき
    AとかBしか提案しなかった現職が全とっかえになったら面白くなります。
    フルーツバスケットのように てんやわんや。

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