今 地球上に生きる 人類の皆さんへ

時代、そしてこの宇宙の構造は、あなたが何者であろうと関係なく、常に動き、変化し続けています。あなたがそれを意識していなくても、その世界の中に生きています。そして、あなたがその存在をどれだけ信じられなくても、事実としてあなたは時代と宇宙を構成しているのです。

地球上に存在する私たちは生きているのでしょうか。それとも生かされているのでしょうか。その考察でこの世界に存在する様々な要素を分析してきた結果、人間が自らの意志で生きているという要素に今まで出会ったことがありません。人間を含め、生きとし生けるものは全てこの仕組みの中に生かされているという結論にしか行き当たらないのです。ところが、現代の人々は、そのことを忘れてしまっているようです。この世界が私たちの存在を育み、成り立たせていることに気付いたら、それを自覚したものとして生きていくことが次の時代を創る人々には必要です。

人間の歴史を振り返ってみますと、宗教の始まりともなった神がかりの多くは、人間の心を惹きつけるために病気治しから始まりました。それでも、病気治しで始まったのであれば、それが進化して病気は全て神がかりで治せるようになればよかったのですが、結局それで全てを治すことにはなりませんでした。そこで、物理的近代医療が発展していったのです。大きなスケールで捉えれば、人間の進化と近代医療の発展は一致していますので、それも天の計らい(宇宙の流れ)と言えばそうなのでしょう。しかしそのことで、人間たちの中に天の計らい(人智を超えた法則)という意識はなくなり、近代医療は単なる人間の進化によってもたらされたご利益的なものになってしまい、対処療法一辺倒の医療が横行するようになりました。

時代が進み人間の心が複雑になればなるほど、その心の状態が病の原因になっていることに気付けないのです。つまり、人間の力で病を克服しようと思い、それができたと認識すればするほど、この世界や自然生態系の仕組みを自らの狭い解釈の中に入れてしまい、ホリスティックな世界観を失ったのです。しかし、この世界の実体は仕組みが先にあって、その仕組みの中に自分たちが存在しているのです。

その認識では天の存在も忘れれば、この世界の元にある宇宙法則の存在も忘れてしまっていくのですが、その法則は今現在も変わらず私たちを取り巻き、あり続け、私たちを存在させ続けているのです。私たちが単純に個人の人生を通して何万年というスパンを捉えようとすると、それは限りなく長く思えることでしょう。しかし、太陽が螺旋を描きながら天の川銀河を一周するときに、25800年という数字はその一螺旋にしかすぎないのです。そして、太陽は約8800(8759)回の螺旋運動で銀河を一周しているのです。宇宙で天体はすさまじく高速で動いているのですが、同時に巨大な宇宙では大変ゆっくりな動きでもあるのです。そして、それは大変精密な動きでもあります。しかし精密だからといって、同じことは二度と起きない世界なのです。そういった精妙な世界の中にあなたは存在しているのです。

そこで大切なことは、私たちはこの宇宙の精妙なる法と共に無限なる変化・進化の歩みを刻み続けているのですから、その実体を理解する為に、人間は自らの経験に基づいた解釈を手放すことが必要なのです。それは常に今を生き、生をいただくということです。経験に基づいた解釈は、人間に傲慢をもたらします。宇宙と共に限りなく変化・進化していく中で、私たちは二度と同じところに存在しない変化・進化の螺旋を描いている存在であることに気付けば、人間の解釈にはめられているとらわれのストッパーを外し、人は自由を獲得するのです。

過去は二度と訪れないことがわかれば、それを元にした正しいも間違いも自然と消滅します。そこでは経験というものが一切無意味になるのです。そうすると、そこでは今をいただくだけになります。それが大切なのです。「過去がこうだったから」という人間特有の概念から、人間は過去に捉われて今を生きることになってしまいます。本来、今は常に新鮮な今であり、未来はその延長に来るものです。

正しいも間違いもない世界というのは、今まで人間が持ったことのない概念です。人間は過去の経験を元にして未来に想いを巡らせ、その想いを元にして正しい・間違いの判断基準を持ち、それを世界に描いてきました。ところが、宇宙的に「未来」を捉えると、未来とは私たちが全く未経験のところへ進んでいくことであり、進化とは未知なるものとの出会いなのです。そこでは、これまでの経験の概念を捨てて、訪れる未来を常にいただいている状態が続いていくのです。

確かに、過去は今を積み重ねてきた結果産まれたものですし、その結果未来も訪れるのですが、それは私たちには経験してきただけの情報にすぎないのです。ですから、それで何かが固定され、未来が決定されていくのではなく、明らかに新たなことが起き続け、未知なる未来は訪れてくるのです。そのように、宇宙自体も経験を積み重ねてくるのですから、どのような出来事と出会おうと、その経験を元にして未来を恐れる必要はないのです。

そう捉えると、太陽の一螺旋回転である25800年という長い年月も、宇宙の流れの一瞬のことであり、過去の存在たちも現在のあなたとつながって共に生きているということなのです。つまり、過去に地球上に現れては消えてきた魂たちも、宇宙の法を動かす側として今現在の私たちとつながり共に宇宙法則を生きているのです。そして、これからも共にあり続けるのです。そのことに気付いたら、あなたも共に宇宙の法を動かす存在であることがわかるでしょう。そこでは、無限に続く情報とプロセスの連続にあなたもいるのです。

私たちの今年一年、または今日一日という尺度で捉えると、そのサイクルは限りなく長く遠いものだと感じるかもしれません。そして、銀河の構造スケールを自らの日常と照らし合わせてみれば、それは無限に広大で、無限に高速で、そして無限にゆっくりでもあるのです。そこでは、相反するものが同時に成り立っているのです。そのことが理解できると、私たちは日常の解釈にとらわれず、宇宙スケールの解釈により日々を生きていくことができるのです。そして、私たち人間はそのスケールの間に何回も生死を繰り返すのですが、それは微生物が発酵して増殖していくときに無限の生死が繰り返されていくのと同じことが人間の世界でも起きているだけのことなのです。そこに二極の捉われの世界はありません。

そのように私たちの思考を巨大化させていき、自身を宇宙の中の塵のように微細で精妙な存在として捉えていければ、今現在地上を生きている人間の魂であっても、この宇宙を運行する側に意識は到達できるのです。そして、今地球上で身近に反応して生きることのスケールの小ささがわかってくると、その先の境地は、地球上の人類の解釈を超えた世界(次の時代の境地)に到達するのです。

人類の歴史の中で天の法則が地上に降りてそれが宗教化したのも、地球の歴史からすれば一時のことであり、せいぜい数千年のことです。そして、今の時代を観てみると、東洋的概念と西洋的概念があります。それらは沢山の主義主張に分かれています。これらは全て正邪をもたらす概念です。では、どこに次の概念を求めれば良いのかといえば、それは正邪をもたらすこの世界にはないのです。そういったもの全てが、主義主張の果てに次の世界に移行し生まれ変わり、全てが融合し、それを超えたところに次の時代の答えがあるのです。それをこれから私たちは共に未来に顕していくのです。

今の人類の歴史は、たった数千年のスケールです。その尺度にとらわれて、正しい側に立とうとするところにこの人間世界の過ちの元があるのです。そのような人間たちの脳を自我で麻痺させてきた時代から、人間たちの自我のマインドコントールを解くための波動に至った者たちが発信する時代が今、訪れています。そこでは、人々を正しい方向へ導く必要はないのです。そのように正しいを考えただけで、そこに悪が発生してしまうのです。そこでは、自らを自我のマインドコントロールから解き放つだけでいいのです。それは、ただ心の目を開けるだけのことです。そうすれば、目の前にある真実は自ずと観えてきます。そうすれば次の時代の扉は観えてきます。

今地球上に生きる人類の皆さん、なぜ一つの生命である地球上で人類は他の生命の存在を無視するのでしょうか。なぜ地球上で一つの種である人間が、違いによって戦う必要があるのでしょうか。あなたも私も同じ一つの体の一部です。それは互いを生かし合う美しい無限な生命の調和とつながりの連鎖です。たったそれだけのことに気付くだけです。これまで生命が時と共に変化してきたように、地球の歴史の中では大陸が移動したりと変化はありましたが、陸地同士が主張し合い戦ったことは一度もありません。今の時代に限って、地球上に存在している細胞(人間)が、癌化しているだけなのです。今、それを私たちは気付き、その習性を改めればいいだけです。

現代の国家を代表するオバマ大統領や習近平国家主席、プーチン大統領、安倍首相といった国家元首もしくは、国家元首の役割を担っている人たちとも、今こそこういった宇宙的な意識を共有し、これからの人類、地球、そして宇宙の未来のために共に新たな時代を創っていきたいと願うものであります。
 
 


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