麗しく、揺るぎのない、凛とした美しさで 〜 新時代「令和」を読み解く1

30年間続いた激動の「平成」の幕が下り、新たな時代「令和」の扉が開いた2019年5月1日。木の花ファミリーで毎晩夕食後に行われる子どもミーティングの場で、ジイジは子どもたちに向けて、「令和」という時代が到来したことの意味を宇宙視点から語りました。


ジイジ:
今日は日本の元号が変わった節目の日です。新しい元号は「令和」です。それで、令和という時代がどのような時代なのかということを、ひも解いてみたいと思います。

今日は令和最初の日で、今年はお正月が2回あるのかというくらい、朝から日本中が明けましておめでとうございますという感じでした。そしてテレビはいろいろな人たちに、新たな時代にどんなことを望むのかをインタビューしていました。その中で一番多かったのが、災害のない時代になってほしい、ということ。そして、世界中が平和であることでした。それが、日本人が最も願っていることです。新しい天皇陛下も、同じように世界の平和ということを語られていました。
今日は、子どもたちにはちょっと難しい話をするかもしれません。しかし、この新しい時代ももう少し先へ進めば、みんなもすぐに大人になります。そこでその新しい時代を生きていく子どもたちに、令和という時代がどのような時代なのか、そしてそういうことが語られる場所で自分は育ってきたのだということを記憶に留めておいてもらいたいと思い、この場所を設けました。

まず、令和の話ではなく、人の話をします。
人と言えば、みんな人ですね。人間です。人間は、地球上にいる命です。人間は命であり、他の動物や植物と同じように、地球を構成しています。では、人間以外の動物や植物は何をしているかと言うと、地球の自然の仕組みを担う役割をしています。人間も、本来は地球の自然の仕組みを健康にする役割をもらって、生まれてきました。しかし、現代の人間は、本来の役割を忘れた姿で、今を生きています。けれども今日、大きな転換の時を迎える証として、30年にわたる平成の時代が終わり、新しい天皇陛下が即位され、令和という新たな時代が始まりました。元号を持っている国は、今は世界中で日本しかありません。今日は日本中で多くの人が、新しい時代が来ることを感じながら一日を過ごし、各地で様々なイベントが行われました。平成という時代から令和になり、たくさんの日本人の心の中に、「何か時代が変わる」という予感がするのです。大晦日から元旦になると、何か空気が変わったような感じがするでしょう?それと同じように、私たち人間には意識というものがあり、一つの節目を越えると、次の世界を感じるのです。
今日、令和元年の最初の日にあたり、テレビ局がいろいろな人にインタビューをしていました。そこでは、災害のない時代になってほしい、平和な時代になってほしいと答える人が最もたくさんいました。それはなぜだと思いますか?

れいじろう:
今までに、震災とか洪水とかがいっぱいあったから。

ジイジ:
そうだね。特にここ数年、毎年たくさんの災害が起きています。日本だけではなく世界中で、テロや戦争がまだまだあります。ですから、これからはそういうものがなくなってほしいと人々は願っているのです。
そこで皆さん、考えてみてください。令和の時代になり、日本人の多くは、災害のない、平和な時代になってほしいと願っています。それに対して、本当にそうなると思う人!
(子どもたちは、一人を除いて全員が手を挙げない。)

みのり:
なるわけないじゃん。

ジイジ:
それはなぜですか?

みのり:
人間の思考が変わらない限り、変わらない。

ゆうとう:
二酸化炭素とかが増えていって環境が悪くなっているから、自然災害が多くなる。

ジイジ:
どうしてそうなったと思いますか?

ゆうとう:
ガスとかいろんなゴミを、人間が出し続けているから。

あきよし:
植物も減らしちゃった。

ジイジ:
つまり、地球の環境を悪くすることを、人間はたくさんしてきたということです。そうでしょう?ウソをつくのも同じです。みんな地球環境を悪くするのはいけないことだとどこかで思っているから、隠れてそれをやるのです。
残念ながら、時代が新しくなっても、人間が今まで地球に積み上げてきた問題は変わらずにあり続けます。時代が変わったからと言って、そういったものはパッと消えるものではないのです。それどころか、今まで積み上げてきたもののツケがさらに明快になって現象となって現れてくるでしょう。いくら災害のない、平和な世の中になってほしいと願っても、時代が変わったからといって問題ごとはなくなりません。そして、人間たちの姿勢も、そんなに急には変わらないのです。
今日は天気も良く、令和元年の幕開けをみんなで祝いましたが、これから夏に向かって災害がたくさん起きてくるでしょう。そして、ついこの間スリランカでテロがあったように、世界中で紛争は続いています。世界の大国は、軍事力で一番になることに一生懸命になっています。まだまだ、そういった時代です。
けれども、地球はひとつです。そして地球には、たくさんの命が生まれ、存在しています。そのたくさんの命たちはみんなで仲良くして、美しい世界を創るのが、地球に生まれてきた本当の目的です。もちろん人間もその中の一つです。

僕はこれまでもこういったことを語り、木の花ファミリーという場所を創ってきました。そして、変わった人だと思われてきました。それは平成までの時代です。しかしこれからは、実際に、もっと環境が厳しくなる時代が始まります。ジイジのことを変わり者だなんて言っている場合ではありません。そんなことより、なぜ今のような世の中になってしまったのかを考え、一人ひとりが自分の行いを振り返らなければならない時が来ます。
自分は地球に対して何も悪いことはしていない。ただウソをついただけ。自分は何も悪いことをしていない。ただゴミを捨てただけ。みんなが自分のことだけを考えて、何の自覚もないままに地球を汚し続けていくと、地球の環境はもっと悪くなり、みんなが住みにくい場所になるでしょう。
令和という時代は、そういったことを行ってきた人間一人ひとりの心を見つめ直し、それまでの行いを振り返って、改めていく時代です。そうやって自分を振り返って改め、自分にも世の中にも良い行いをできる人になることを、何と言いますか?

みのり:
軌道修正。

ジイジ:
確かにこれまでの軌道を改めるのだから、そうですね。その軌道修正をするために一人ひとりがやることは何ですか?

みのり:
ああ!心磨き!

ジイジ:
そう。心を磨くということです。
つまり、いくら環境を良くしようと思っても、心がウソをついていたり、他の人や自然のことを考えなければ、環境は良くはなりません。人のことを考えないということは、人と仲良くなることはできないのです。そしてその一人ひとりの小さな問題が、大きくなって国の問題になり、さらに大きくなって世界の問題となり、戦争や災害のようなことがたくさん起きるのです。人々が、他者のことを考えず自分のことばかり思っているということは、自然のことも考えないということです。そういった一人ひとりの心が積み重なって問題が大きくなり、今地球はゴミだらけになり、温暖化が起きています。もっと言えば、火山の噴火だって人間の行いに対するメッセージだとも言えるのです。

今、みんなの後ろにいる大人たちは、こういった生き方を志して木の花ファミリーに集ってきた人たちですから、自分のことを責任を持ってやってもらうということで、その歩みは一人ひとりに任されています。そして子どもたちには、こういったことを考え、語り合う場所で育ったことを、心のどこかに置いて育っていってもらえたらと思います。たとえ話の最中に寝ていたとしても、その空気を感じながら育っていくことは大切なことです。
ここには、心の病気を抱えた人がたくさん来ます。ジイジは、その人たちが健全になっていくお手伝いをしていますが、そういった病気を抱えている人々の多くは、小さなころに育った環境の影響を大きく受けています。例えば親との関係が良くなかったとか、学校でいじめにあったということが、自分の中で解決できないまま大きくなり、大人になってもそのことがいつも内にあり、うまく社会に馴染めないのです。現代には、そういった状態の人がたくさんいます。両親がいつもいがみ合っている家庭の中で育っていくと、子どもはその空気を感じ、それがその子どもの人間性を形成していきます。嫌だ嫌だと思いながら大きくなり、大人になって「あんな家は嫌だ」と別のものを求めるようになりますが、そんなものごとに対して否定的な心でいれば、正しくものを観る目は育ちません。ですからそこでは、新しい人との出会いも、歪んだものとなり、いずれ病気になっていくのです。
その歪みを正しく直していくと、人は自然と病気でなくなります。そこでは治療などしなくても、それまで歩んできた道がどのように病気につながってきたのかを振り返り、どこが問題であったのかを突きとめて改めれば、良い人生を生きられるようになります。そういったことは、人生を健康に生きていくためには、優先して大切にするべきことです。そういった大切を忘れ、お金が欲しいだのゲームをやりたいだのと好きなことばかりをやりたければ、やればいいのですよ。でも心がきれいでなければ、必ずそういった優先するべきことを忘れた自分本位の行いは、いずれ悪いこととなって返ってきます。これは、人生にとってとても大切なことです。そしてみんなに約束します。この世界はそうなっているのです。それが地球の法則であり、宇宙の法則であり、もっと広い意味で言えば、神様との約束のもとに人は生きているという証なのです。

人生において、それを知るのはとても大切なことです。そもそも人間にとっての人生とは、そういった仕組みの中で自らの実態を知り、自らを美しく高めていくことを目的として与えられているものだとも言えるのです。多くの人々は、その大切を忘れてしまいました。人々が自然と共に生きていた時代には、そういった約束のもとに生活が営まれていました。人々は自然に生かされると同時に、この世界のたくさんの存在と交信していたのです。今、そういった大切を忘れてしまった人々は、自らの欲だけの人間本意の考えで生きるようになったのです。
人にとって大切なことは、人とつながることです。そして自分の意見を伝え、他者の意見を聞き、互いに認め合い、絆を結び、調和して生きていくことです。そういったことが良い世の中を創り、良い地球を創るのです。さて、そういった私たちが生きることに関わる深い洞察が、なぜ令和という時代に関係があるのか、ということです。それは、令和という文字や、その文字が元号に使われる今の時代に示されているからです。

日本のことを、日の本とも言います。それは太陽のもとにある国という意味ですが、太陽のもとにある国とは日本だけではありません。地球は太陽の光が注ぎ、太陽と共に宇宙空間を旅しながら、その太陽の光が元となり地球に命が発生しているのですから、地球上はすべて日の本なのです。そして太平洋の真ん中に日付変更線がありますが、世界の中でも日本は最も早く夜が明ける国のひとつであり、「日の本」と書いてニホンと言うようになったのです。
日本にはもうひとつ呼び方があります。知っていますか?

ゆりか:
ジャパン!

ジイジ:
それは英語ですね(笑)。日本語の呼び方ですよ。

みのり:
やまと!

ジイジ:
そうです。やまとです。では、やまととは、どのような字を書きますか?そうです。「大和」ですね。和は、令和の和でもあり、調和を示しています。調和というのは、みんながお互いの個性を認めながら、力を合わせ、助け合っていくことです。それが大きな和になっているのが、大和です。その和とは、物理的な輪を示すと同時に、そこでみんなが和んでいる場も示しているのです。そのような場のモデルが、地球の命の世界なのです。地球にはたくさんの生命がいて、それがみんなつながって、循環し、健康でいる。その大調和の世界が、大和です。ですから大和の国の人々は、地球に本当に美しい世界をもたらす存在であり、日本の国の名前には、そのような大切な意味が込められているのです。

さてそこで、新しく始まった令和とはどのような時代なのかを考えてみました。
ジイジは昭和に生まれました。戦争の後に生まれ、昭和、平成、令和と、これで3つ目の時代を体験します。どの時代でも、新しい時代が始まる時には、その意味を考え、新たな時代を想像するものです。そして時代は、その元号にふさわしく変化していくものです。それは日本だけのことのように思えるかもしれませんが、実は太陽系の冥王星の周期で観ていくと、日本の元号が変わることは世界にとってとても意味があるということがわかります。

〈ここでジイジは、冥王星の周期と日本の元号の関係について解説しました。〉

冥王星の周期と日本の元号の深い関係性
冥王星が太陽を1周する248年の周期上に現れるいくつかのポイントと、日本の元号が変わる時が、不思議な一致を見せている。これは、日本の元号が変わることが日本一国のことだけではなく、宇宙的な意味合いを持っていることを表している。
・1760年〈光のピーク〉… イギリス産業革命始まる。
・1867年〈遠日点=冥王星が太陽から最も遠い点〉…江戸幕府第15代将軍徳川慶喜が明治天皇に政権を返上(大政奉還)し、明治時代が始まる(明治維新)。
・1913年〈闇のピーク〉… 前年の1912年に大正が始まる。1914年には第一次世界大戦が勃発。
・1930年〈昇交点・冥王星発見の年〉… 1926年に昭和が始まり、翌1927年に白陽期(中国の「天盤の巡り」が示す庶民の目覚めの時代)が始まる。
・1989年〈近日点=冥王星が太陽に最も近い点〉… 平成が始まる。バブル経済がピークに達し、崩壊する。
・2008年〈光のピーク〉… リーマンショックで世界経済が大混乱に陥る。日本の人口減少が始まる。
・2020年〈降交点〉… 2019年に令和が始まる。2020年には東京オリンピックが開催され、それを越えた先に日本は大きく変化する。

*昇交点と降交点 … 太陽系の他の惑星軌道の盤面に対して傾斜のある軌道を描く冥王星が、盤面より上(北極星の方向)に上がる点(昇交点)と盤面より下に下がる点(降交点)。

ジイジ:
日本の元号が変わるということは宇宙的なセレモニーであることが、ここから観えてきます。宇宙的に変わるということは、人間の考えも変わるということです。今まで自分のことだけを考えていた人が、行き詰まるようになります。そんなことは信じられないと思う人がいるかもしれませんが、実際にはそうなります。その行き詰まった時に、この話が思い出されたならば、自分を変えられるチャンスです。しかし、まったく耳を傾けずにそのまま進んでいけば、行き詰まっても「何でこうなるんだろう」「どうしたらいいんだろう」と迷うだけです。
時代は確実に変わります。これから災害もたくさん起きます。日本政府も、地震が来ることを自信を持って保証しています。(チーン♪)台風もどんどん強くなります。いくら防災訓練をやっても、災害が来れば被害は起きるものです。今日が新しい元号の年の元旦だとしたら、毎年1年を振り返った時に、これからは「ジイジの言っていたことは本当だった」と思うことでしょう。ですから、そういった様々な地球規模の変化に対応するために、考え方を変えなければいけないのです。
災害なんて、考え方を変えたってどうしようもないことじゃないかと思ったら間違いです。人間の考え方が間違っているから、その自分のことしか考えない人間のわがままの心が束になり、地球に影響をもたらしているのです。自分のことしか考えない。頭を使わない。考えが狭い。そもそも宇宙の法則によって生かされているのに、宇宙は愚か自然のことすら考えない。今はそのような考えの人間ばかりだから、宇宙や自然は人間たちにたくさんのメッセージをくれているのです。そういった物事の捉え方はこれまで迷信のように語られてきましたが、これから現実となってくるでしょう。

令和という時代は、地球上に生きるもの、特に人間に、困難をたくさん与えてくれる時代です。それは、人間がこれまでそういった出来事を引き起こす元となる生き方をしてきたからです。そしてそれを改めるチャンスをくれるのです。
子どもたち、よく覚えておきなさい。なぜ子どもたちに向けて語るのかと言えば、大人は子どもたちほどこれから長くは生きないからです。災害が来たら「大変だ」と言ってそのまま死んでいければいいのです。けれども、子どもたちは先が長い。大変だからと言って自殺するわけにはいかないのですから、これからの時代を生きる人々は、その大変を生きていかなければなりません。
その時に大切なことは、みんなが正直で、心を開いて、助け合って生きていくことです。そういった心にみんながならなければ、これからの困難な時代は乗り越えられません。正直で、お互いに助けあい、尊重しあって暮らすこと。そのことを、宇宙が示してくれている地球の命の世界、大調和と言い、それが大和の国の精神です。それが本当の大和魂と言うのです。
昔、日本が戦争をした時にゼロ戦に乗ってアメリカの軍艦に飛び込んでいきました。あのように命を粗末にするのは、本当の大和魂とは言えません。命を大切にし、争わず、助け合い、仲良く暮らして調和の世の中をつくるのが、本当の大和魂なのです。

そこで考えてみてください。どこかにそういう場所があるでしょう?令和にならなくても、既にどこかに、そのように暮らしている場所があるでしょう?

子どもたち:
ここー!

ジイジ:
そうです。だから、ここは大切なのです。その大切な場所にみんなは住んでいます。今は「ヘンなところに育ったなあ」と思うかもしれませんが、新しい時代が来たら、「こんなに大切なところに生まれて育ったんだ」「新しい時代の見本だ」と誇りを持って生きるようになるでしょう。

今、ペイペイたちが中国から来て新たにメンバーになったように、たくさんの人々が外国からやって来て、この生き方を学んでいます。その心をこれから子どもたちは受け継ぎ、木の花を良い場所にするだけではなく、未来の地球のために生きる大人になってください。


◆「令和」の意味
新元号「令和」の考案者とみられる万葉集が専門の国文学者、中西進さんは、「令和」の「令」の字について「麗しいという概念を表す究極の言葉で、『麗しい』という言葉は、乱れていない、破綻していない、整っていることを表している」と述べ、「和」については、「一人ひとりがそれぞれの価値を持っていて、それぞれを生かしながら、みんなが仲良しであるという事が『和』です」と話した。


ジイジ:
どこかで語られてきたような話ですね。麗しいというのは、凛として、揺るぎがなく、そして美しい。ダラダラとゲームをやったり、お金を儲けて成功したと言っていても、そんなものは麗しくありません。生命にとって正しい生き方をして、世の中を乱さない。自分の心も乱さない。それが麗しいということです。
お酒を飲んだり、賭け事にはまり破たんするのは、麗しい姿ではありません。ゲーム中毒もそうです。ゲームに夢中になって破たんしている状態です。そんな生きものは自然界にはいません。人間も生命ですから、人生の中でそんなことをしていると、必ず破たんします。けれども闇のピークに向かっていたこれまでの時代は、そういった矛盾を世の中に広めることを進める時代だったのです。しかし令和になったら、麗しい、乱れていない、破たんしていない、整っている時代が始まります。なぜあなたはそれをやるのですかと問われたら、私はこういう理由があってこれをやっているのですとはっきりその行いの意義を言うことができ、それが崩れない。その凛とした姿勢が、令和の「令」という字に示されています。
「和」は、一人ひとりがそれぞれの価値を持ち、個性を認め合う。自分の個性を尊重してもらいながら、その個性をみんなのために使う。そしてみんなが仲良しであること。それが「和」の意味であり、それが大きく和になっているのが、「大和」の精神です。それが大和魂です。神風特攻隊や武士の腹切りは大和魂とは言いません。それは命を無駄にしているのです。

「令」とは、麗しい。秩序あること。凛とした美しさ。それは魂の話です。魂が麗しく、秩序があり、凛とした美しさを保っていると、姿形もそのようになってきます。そしてそういった状態になると、あなたの人生に問題ごとは起きなくなります。そこでは、無駄な考えを起こさず、理に適った考えに基づいて行動しますから、物事は流れよくとんとん拍子に進むようになります。
みんなが、自分の願いが叶うのはいいことだ、お金があるのはいいことだと思い競争してきたら、いつの間にか世の中はこんなにも矛盾だらけになってしまいました。そこで、自分一人だけを見るのではなく、広く世の中を観て理解しないと、自分の行動を改めて世の中を良くすることはできません。自分の行いが世の中を悪くしたら、いずれ人生の終わりを迎えた時に、あなたはこの世界にこんな問題をもたらしましたと突きつけられることでしょう。しかし、自分のことばかりを考え、視野が狭いと、そのことがわからないのです。
ですから、もっと広い視野でものごと判断し、観る心を育てないといけません。地球全体のことを考えようという時代から、令和は、宇宙はなぜ地球を創ったのか、そしてなぜそこに人間を降ろし、なぜ今あなたはそこにいるのか。そういった広い世界観を元に、あなた自身の存在について考える時代が来ています。そうでなければ、私たち一人ひとりは単にこの世界に問題をもたらすガン細胞のようなものになってしまいます。それは、私たちにとっても世界にとってもとても大きな問題であり、みんながそのことを考えなければ乗り越えられない時代に入ったのが、令和の始まりなのです。

現代は、宇宙的にとびきりのターニングポイントを迎えています。

ジイジ:
これは、太陽の1らせんのサイクルを表した図です。太陽は、およそ2億2600万年をかけて、約9000回のらせんを描きながら銀河を1周します。その1らせんは25800年です。そして25800年ごとに、太陽系は光のピーク、即ち「銀河の夏至」と、闇のピーク、即ち「銀河の冬至」を迎えます。2012年12月21日、太陽系は闇のピークを越え、光のピークへと向かって舵を切りました。それは、これまで闇にまぎれて真実が見えなくなっていたものが、光に照らされ、明らかになっていくプロセスに入ったのです。

闇が増していくサイクルの時代では、間違ったことをどんどんやっても、人々はそれを正しいと思って生きてきました。幸せになりたくて一生懸命勉強し、競争していい会社に入ったらそこでも競争をしてぼろぼろになったり、勝った人と負けた人の差が生まれ多くの人にストレスが溜まり病気になったり、お医者さんは病人がいっぱいいることでお金儲けになったり、弁護士も世の中が乱れれば乱れるほど仕事が増えてお金が儲かる。そういった奇妙な時代でした。しかし、そういった闇雲に突き進んだ時代の真実が、闇のピークを過ぎることで、だんだんとわかり始めてきました。だからこそ今、こういった情報が人々に伝えられるようになってきたのです。そして、心の内に「何かがヘンだ」と感じ出した人々が世界中からここへ訪れるようになったのです。
時代はこれから光のピークへと向かっていきます。この光は、今のところ闇を照らし真実を明らかにする光ですから、これから今まで築き上げられてきた世の中の間違いがどんどん観えてきます。そういった間違いの実体が明らかになった時、私たちは今までのように闇の方へ行くのではなく、物事を正しく観るための光の導きに従い、光の方へ行くことを心掛けましょう。しかし、汚れた心をしていると、そこで出会う真実の光は、とてもまぶしいものです。そしてそのまぶしさから逃れようと、闇の方へ行こうとする者もいるものです。ジイジから「あなたのその心は間違っていますよ」と伝えられた時に、何だか怖い人がそこにいると感じ、何を伝えられているのかわからなくなり、避けようとするようでは、自分の心を闇の方へ向けていることになります。一見厳しいことを伝えられているように受け取れたとしても、それはあなたの姿勢がそのように受け取っているだけで、ジイジはいつも、光の方に向かっていきなさい、と伝えているだけなのです。

闇のピークに向かっていた時代は、すべてが拡大していくサイクルの中にありました。拡大するとは、人と人の距離が遠くなりますから、人々は孤独になります。人々は分離し、互いの違いから争い、そこに格差が生まれした。しかし闇のピークを越えた今、時代は収縮のサイクルへと入りました。収縮するということは、再び距離が近くなっていくということです。
みんなで一緒に暮らせば、互いに助け合い、少ないお金やエネルギーでいろいろなことが効率よくでき、豊かに暮らせます。それが、皆さんが暮らしている木の花ファミリーの生き方です。「自分さえよければいい」「自分だけがたくさん欲しい」と思う人は、それがその人にとっていいことだと思っているかもしれませんが、そういった不調和を世界にもたらす心は、地球に悪い影響を与えていきます。私たちはみんな同じ地球に住んでいるのですから、地球の状態が悪くなれば、みんながその影響を受けることになります。これからは、みんなでそのことをよく考え、一人ひとりが自分の行いに責任を取らなければならない時代が来ます。その進む指針は、収縮すること。そしてよりコンパクトになり、みんなが心から通じ合い、助け合い、深い絆で結ばれた豊かな生活を実現することです。

〈さらにジイジは、太陽の1らせんの1/4が示す人類の文明史、そして、800年ごとに東洋と西洋の文明の盛衰が入れ替わる文明1600年周期について解説し、現代が様々なサイクルのターニングポイントにあることを説明しました。〉

ジイジ:
2000年を境に、この800年間隆盛を極めた西洋文明は停滞期に入りました。それに対し東洋文明は、停滞期を終え、これから隆盛期に入ります。2000年から2100年までの100年間は、次の800年周期の宇宙時代への移行期にあたります。
今、アジアの人々は、西洋的物質至上主義のもとに発展したテクノロジーの進化に翻弄され、そういった価値観以外の指針を見出せずにいます。それは、西洋的物質至上主義の影響を受けて汚染されている状態です。これからは、自然環境を無視した人間の活動が行き過ぎると地球上に様々な矛盾をもたらすことに気付き、大局的なものの捉え方による古の東洋の叡智を蘇らせることが求められます。それが、次の人類の進化となります。星と対話し、土と対話し、動物や植物と対話し、天の気を読み、自然と共に生きる精神が必要になってきます。そうでなければ、人間は自らを生かしている大いなるものにとっての、不調和な存在になってしまうからです。
歴史を振り返ると、この東洋と西洋の文明の盛衰が入れ替わる転換点では、大動乱が起きています。現代においても、約束されたかのように大動乱が発生しています。そしてその動乱は、およそ100年続きます。ですから令和の時代になっても、ますます混乱が起きてくるでしょう。その中で自分のことだけを考えていると、その混乱の渦に巻き込まれてしまいます。そのことを覚えておいてください。
そこで、これからいったいどのような心を持って生きていけばいいのか。それを自分で考えてください。人間の中には、正しく生きるための智恵があるのです。自分の欲ばかりで生きていると、それは湧いてはきません。湧き出すようにとジイジがいろいろなことを伝えても、そういう心の人は、その話がまったくわからないのです。しかし必ず、誰の中にも、宇宙の法則や自然の仕組みが、小宇宙として存在しているのです。
今、世の中にどんどんAIの技術が広がっていますが、人間が考えることまでAIに考えてもらったら、人間はどうなるのでしょう。時代や世界の流れを読み、自らが正しく生き、その結果、世の中にとっても自分にとってもいい世界を創ることができる。それが人間です。AIは、それを作った人間の欲の心の上にデータをインプットされ、それを忠実に実行するだけなのです。ゆうくんが、ちょっと忙しいから田んぼの代掻きを代わってと言ってAIにやらせたら、一晩中でも作業を続けます。しかしそれで人間は何もしなくて良くなるとしたら、人間の感覚や身体能力は衰えていきます。では暇だからといって、カルチャーセンターに行って運動をしますか?そういった姿勢から得られるのは、本当の健康とは言えません。
これから、人間が発明したものが人間の存在を超え、それに人間が翻弄される時代がやって来ます。それは、本来人間とは何者なのかが問われる時代になるということです。人間の本質が問われることで、人々が本来の人間の価値に目覚める時代が始まるのです。

これからますます、世界中で地球規模の矛盾が現象化していくことでしょう。その矛盾とは、人的矛盾、社会的矛盾、そして環境的矛盾です。
人的矛盾と言うのは、人間一人ひとりが良いと思ってやることが間違いを起こし、世の中を悪くしたことです。そして一人ひとりが自分のことしか考えず、魂としてもレベルの低いものになってしまったということです。良いと思って間違いをやるのは矛盾です。ですから、悪いと思ってやる方がまだましかもしれませんが、それはそれでなお問題です。
社会的矛盾とは、例えば良い世の中を作るためにあるはずの教育が、格差を作っています。人々を健康にするための医療が、お金儲けの手段になっています。裁判所では、たくさん勉強をした優秀な人たちが、自分の利益のために罪のある人を無実にしたり、無実の人に罪を着せたりしています。お金を儲けて豊かになろうとする人たちが、何も生産しない仮想経済金融システムや、裏に隠されて表に出てこないアングラマネーの世界を作り、さらに格差を広げています。それらはすべて社会的矛盾であり、そういった現代にはびこる矛盾は数え上げたら切りがありません。
そして、地球温暖化に代表される環境的矛盾があります。太陽の黒点活動により、地球は今プラスエネルギー過剰になっています。人間が「もっともっと」「たくさん欲しい」というのはプラスでしょう?太陽がそれに応えて、エネルギーをどんどん地球に送り込んでいます。そして地球のマグマのエネルギーが強くなり、火山が噴火するようになります。日本では、地殻変動や火山の噴火が近い将来起こると予想されていますが、そういったことを誰が引き起こしているのかと言えば、人間のこれまでの地球上での生き方が、それを引き起こしているのです。

学校でいじめにあったり、社会に通用せず引きこもりになってしまうのは、子どもの問題のようですが、実はその家のお父さんとお母さんの仲が悪くその影響を受けていたりします。ではその両親の仲がなぜうまくいかないのかと言えば、そのまた両親の関係から来ていたりするのです。そういったことを正しく振り返り、いったいどこに問題があるのかを観て、最終的に自分自身に問題があることに気付き、自分をきれいにしていく。そうすると、そこから初めて自分自身の人生も、自分がこれから生み出すであろう子孫も、社会も良くなっていきます。
そういった学びある生き方をしなければ、人間は大量絶滅する可能性もあります。今のようにガン細胞のような生き物でいては地球にとって迷惑ですから、必要ないのです。しかし人間は、優れた生き物でもあります。その優れたところに気付き、それをこれから表現していけば、誰もがいい時代を生きることができます。その結果、世の中が良くなります。「自分だけ」なんて考えていてはいけません。もっと心を広げ、みんなのことを観なければいけません。世の中のことを観なければいけません。

なぜジイジはこういうことを言うと思いますか?そう、令和になったからです。今までは、こういったことを言いませんでした。一人ひとりが自らの心で目覚めていけばいいと思っていました。そう思って観ていました。
でもこれからは、言います。「それではダメだよ」と。なぜなら、そういう時代が来るからです。もっと明快な時代が来るからです。


「これからは本物の人の価値、麗しき、揺るぎのない、凛とした美しさ。それでいて一人ひとりは極めて個性的で、その個性を生かしあい調和していく時代が始まる。それが『令和』という時代に込められたメッセージなのだろう。」


今ジイジは、世界中から訪れるたくさんの人々に、こういったことを伝えています。その時に、ここに暮らしている人々や、ここに関わる人々が、その語られていることを表現していなかったら、ウソつきです。詐欺師です。けれども、これは絶対に大切なのです。

いよいよその扉が開きました。子どもたちには、これからの長い人生をジイジの思う通りに生きなさいなんていうことは言いません。しかし、自分の人生に起こる様々なことを、逃げずによく観ていかなければなりません。そうすれば、この問題が起きたのは自分があの時こういうことをしたからだ、ということが観えてきます。その問題と関係のないように思えることであっても、自らの心の汚れが現象化し、問題となって現れ、自らの姿を教えてくれているのです。それは、神様がいるからです。この世界は神様の世界なのです。

そういったことを、ジイジはみんなに伝えていきます。ですからこれからも時々このような場所をみんなと持ちながら、「みんながいてくれてよかった」と地球が喜ぶ、そういう世の中にしていかなければなりません。どうぞ、価値ある人生を自らに与え、それを生きていってください。

 

 

「新時代「令和」を読み解く2」へ!

 


毎日が「明けましておめでとうございます」

2月2日、木の花ファミリーでは、新たな時代の幕開けを祝いうれしたのしと舞い踊る「富士浅間木の花祭り」が開催されました。世界中から届けられたご清水が祭場の中央の釜の中でひとつに融合し、人々は祭りの最後にその湯を浴びて、生まれ清まった新たな心で、農の始まりである立春正月を迎えるのです。以下、2月4日の立春正月祭でのジイジの挨拶をご紹介します。

立春正月祭にて

毎日が「明けましておめでとうございます」

皆さん、明けましておめでとうございます。
先月も明けましておめでとうございますと言いましたが、正月の月が終わり、富士浅間木の花祭りが明けまして、おめでとうございます。そして立春正月が明けまして、おめでとうございます。3月21日になれば、それは木の花ファミリーの誕生日でもありますが、春分で本当の意味での一年の始まりとなり、農の正月を迎えることになりますから、これもやはり明けましておめでとうございます。
今朝も、夜が明けました。毎日夜が明けます。今朝私は倉庫に行って、「おひさまハウスひまわり」の新しい看板を作っていました。今日は朝からとても暖かく、天気も良く気持ちの良い日で、暦の上の立春という日を感じながら作業をさせていただいていました。
ここで何が言いたいのかというと、毎日毎日、瞬間瞬間、私たちは時と共に生きているということです。

もしもこの世界に時がなかったら、どうなるでしょう。すべてが存在しないことになります。私たちは時の旅人であり、時と共に、こうして存在しています。時と共に生まれ、時と共に死んでいく。そしてまた、その時の中に生まれてくるのです。
それを平面で表せば、円になります。しかし実際に、人生では、いろいろなことを体験し、変化しながら進んでいきますから、それは円ではなく、渦になっています。そのような仕組みの世界のことを、「宇宙」と言います。
「ウチュウ」をカタカムナでひも解くと、渦(ウ)が持続(チ)して、極めて不思議なユラユラとした揺らぎ(ユ)が渦(ウ)になっている。それが宇宙です。私たちは毎日を、その中で生きています。

今日は立春正月祭という祭事が行われました。私たち木の花ファミリーは、「マワリテメクル」、つまり、毎日地球が自転し(マワリテ)、そして一年を通して公転する(メクル)という宇宙の法則を感じながら生きています。毎日朝起きて「おはようございます」と言い、お昼にはご飯を食べ、夜はみんなで集まってミーティングをして、「おやすみなさい」と言って眠ります。それは「マワリテ」という時の流れの中にあるけじめです。そうして四季を迎えながら、「メクル」時の中で季節に応じた祭事を行います。私たちは自然から命をいただき、自然の中で命を巡らせています。自然から食べ物をいただきながら、そのことを意識し、「マワリテメクル」時の中で一つひとつにけじめをつけながら生きているのです。

今日、今年の立春正月祭という祭事を迎え、とても厳粛な気持ちでいます。なぜ厳粛なのかというと、宇宙の仕組みと共に生きていることを感じるからです。その宇宙の仕組みの元である、時空をつくっている時が、私たちの存在を保っているのです。
今、その厳粛なる宇宙の仕組みの中にいることを感じながら、祝詞を聞いていました。すると、祝詞の中にその仕組みが表現されているのです。それを聞きながら、昔こういったことをまったく意識していなかった頃に、神社へ行って神主さんが祝詞をあげるのを聞きながら「何を言っているのだろう」と思っていたことを思い出していました。お寺でお坊さんがお経をあげるのを聞いても、「意味不明なことを言っているな」と思っていました。
これまで宗教は、神の御前において、宇宙の法を語ってきました。私たちは宇宙と共に生きているからこそ、それに倣い、少しでも神様の方を向いて、自我から湧き出す欲の心をきれいにして生きていく。毎日毎日、私たちは時と共に現象に出会います。現象は、神の意思の顕れです。その現象をいただいて滞りとなれば、そこから自らの自我の存在に気付き、欲に溺れていることを知り、きれいになって、生きて、この世界に貢献しなさい。そういった優れた生き方をして、帰ってきなさい。どこへ帰るのでしょう。私のところへ帰ってきなさい ──── それが、現象の奥にある神様の心です。
ところが現代の人々は、自然を見て、自然を自分にとって都合の良いものであってほしいと思い、その心の存在を忘れてしまいました。ですから日本には仏教という教えが伝承され、宇宙の仕組みや人間の心の仕組みを説いて聞かせ、生きるとは修行であること、そして人間は宇宙の理に則って生き、宇宙へと還っていくことを説いたのです。
キリスト教では、私たちがこの世界に生きるということは宇宙の根本に存在する愛によって生かされている、つまり私たちは、神様の愛の中に存在していることを説いています。人間は、自らにとって都合の良いことを愛だと思うものですが、自分にとって「問題ごと」と思えることも、その根底には、愛があるのです。そして実は、問題ごとの方が愛が深いのです。それは、間違っている者にふさわしい現象を与え、「あなたは間違っているよ」ということを教えてくれているのです。

心が歪んでいると、問題ごとを与えられた時に「神様は私に意地悪をしている」と思うでしょう。そして他人に都合の良いことが起きるのを見て、その内容をよく知りもしないのに「羨ましい」と思い、自分だけが意地悪をされていると思うでしょう。それは、意識が低いからです。意識が高くなれば、どんな出来事からも、愛の存在を感じられます。
イスラム教は、人々が自然世界と同じように、宇宙と同じように、調和して、助け合って生きることを説いてくれました。それは宇宙の真理です。人間がこの世界を生きるということは、地上にその真理を顕わすという役割を持っているのです。
マワリテメクル大きなサイクルの中で、銀河の夏至から冬至に向けて、霊的な闇の時代が1万2900年間続きました。しかし、2012年12月21日の銀河の冬至を境に、闇が深まっていく時代は終わりを告げ、光の方へと向かうサイクルが始まりました。去年から今年にかけての世相を観ると、世界はますます混乱を極めています。しかし、ひとつおもしろいことがあります。以前は、混乱の元が現象化すればするほど、人々はそれが豊かになることだと勘違いして、勢いを持ってさらに混乱の方向へと進んでいました。けれども今は、混乱が起きれば起きるほど「何か世の中が変だぞ」と人々が感じ始めたのです。それは、霊的な光が差してきたからです。ですから人々は真実に気付き始めたのです。

立春正月を迎え、木の花ファミリーではいよいよ、2月24日からスタートする「1ヶ月間の真学校」の準備が始まります。そこで、たくさんの情報の中から何を伝えるか。
皆さんは、地球に生き、そして宇宙を生きています。天体と共に、時の旅人として生きています。それは「生かされている」ということです。私たちは自我にまみれ、一番大切な、生命としての自分自身の根本を忘れてしまったがために、豊かであるはずなのに混乱した世の中をつくることになりました。真学校に参加することを通して、どうかそのことに目覚め、世界が正しく調和するよう導ける人になっていただきたい ──── それが、今年の受講生に伝える私たちのテーマです。
知らない人々から見れば、こんなふうに祭壇に作物をお供えし、狭いところにたくさんの人が集まって何をしているのだろう、と思うかもしれません。しかしこの生き方の大切さを知ってしまったなら、それが人として生きることの本当の喜びです。大切なのは、今日の祭事ではありません。毎日毎日、瞬間瞬間が「明けましておめでとうございます」です。そして本当にめでたい日々を送り、それをやり尽くして、一生を終える。それを繰り返しながら、世の中を良くする人になるのです。

今日はこの場で何を話そうか、と思っていました。そして立春正月祭という神事に出会い、改めて、この神事の奥に宇宙の法があるということを感じました。今、宗教を学んでいる人たちは、そのことをほとんど知りません。みんな自分の都合を優先して、自分が幸せになるように、自分が困ったことから解放されるようにと、自分のことばかり考えているのです。しかし真実は、どの宗教も、宇宙の法を説いているだけなのです。
縁あってここに出会った皆さんは、そういったことを理解して生きる人たちです。新しい時代は、人々がそれを理解して生きなければ、この世界的混乱を正すことはできません。そのことを先にわかった者として、一緒に世の中の指針となっていきましょう。

今この瞬間も、留まることなく時が経っていきます。本当は、私たちは常にそのことを実感していなければいけないのです。時が経つ仕組みは、天体の動きによって成り立っています。地球は24時間で自転し、365日で公転しながら、機械のようにきっちりと周っているのではなく、そこには遊びがあります。だから問題ごとが起きるのです。遊びがあるからこそ、思わぬことに出会う。そこで私たちは考える力、生き抜く力を身に付け、たくましくなるのです。
この世界では、問題ごとが起きれば必ずそれに対する答えが出るようになっています。ところが人間は、宇宙の法からではなく、自分の考えで答えを出そうとするようになり、その結果、今のような世の中となったのです。もう一度、私たちは宇宙の法と共にあることに気付かなければなりません。

それでは今、この瞬間に、乾杯しましょう。
改めまして、皆さん、明けましておめでとうございます!

 

 


3000年に向けて新たな時代を生きる人々へ

2014年7月26日のマヤ新年の祭典

7月26日はマヤの新年です。3年前の2014年7月26日に、メキシコの太陽マヤ族最高司祭である尊母ナーキン氏が木の花ファミリーを訪れ、富士山を望む聖地・宮ノ下広場でマヤ新年を祝う祭典を行って以来、木の花ファミリーでは毎年この日に地球を祈りのウェーブで包む祭典を行ってきました。
2017年7月26日早朝、霧雨の降る中、宮ノ下広場にファミリーメンバーが集い、カタカムナのウタヒや舞を奏上した後、いさどんは次のように語りました。

 

3000年に向けて新たな時代を生きる人々へ

ー 人生の中で出会うことはすべて、私たちの生きた証 ー

 
今、この祭典に立ち会い、曇り空の下、ミストのような雨が降る中で、頭の中にある映像が浮かびました。それは、宇宙空間に浮かぶ地球の姿です。

地上に雨は降りますが、地球そのものに雨は降りません。それは、地球が宇宙空間にあるからです。今この場所には、天の配慮のような霧雨が降りそそいでいます。これは、私たちが地球に生きる証である、生命の水です。それを不愉快なものと捉えれば、不愉快な世界が地球上に展開されてゆくでしょう。しかし、命の潤いを与えられているのだと思えば、そしてそれを「いただきます」という心で浴びるならば、それはとても尊いものをいただいていることになります。その恵みがあるから、私たちは命を紡いで生きることができるのです。

今日は7月26日、マヤの新年です。なぜ私たちはこのような祭典をしてマヤの新年を祝うのかというと、そのようなことに出会う生き方をしてきたからです。それは、私たちが生きた証でもあるのです。

私たち人間は、生きている限り、この地球上で様々な出来事に出会います。人生の中で出会うことは、すべて私たちの生きた証であり、それまでの生き様にふさわしい結果として出会っているのです。今、世の中には、世界的な規模で解決策を見出せないようなたくさんの滞りがあり、それを何とか解決しようと世界のリーダーたちは模索していますが、その動きでは解決できないでしょう。なぜなら、どのような現象も、そこに生きる者たちのそれまでの生き様の結果として与えられたものですから、その現象を変えるには、それをもたらした人々の生き様を変える必要があるのです。その現象に出会った結果、それまでの自らの生き様がどのような結果をもたらすものであったのかを悟り、その生き様を変えていくことによって、自ずと、自動的に、その現象は存在する意味をなくし、消えていくのです。そこで、原因である生き様を変えずに、学びのない姿勢のまま、現象を追い求めていることを「欲」と言います。

この自然界、そして宇宙の法則は、すべて因果応報の仕組みで成り立っています。原因があって結果がある。そこでは、その原因にふさわしい現象が起きることが約束されているのです。こんなにありがたいことはありません。なぜなら、その者にふさわしい現象が顕れるからです。そして今、この場に立ち会う人々も、なぜここに集うのかというと、それにふさわしい生き方をしてきたからです。今皆さんは、どのくらいの意識を持って今日この場に集っているのか。その今の意識が、皆さん一人ひとりのこれから先の人生に形として顕れていくと同時に、社会を創っていくのです。それは当然のことなのです。

人類はそろそろ、そのことを知らなければなりません。出来事の表面だけを見て、それが不愉快だと言って解決しようとする時代は終わりました。これからどのような時代を生きていくのかは、その者が自らの人生をどのようにしようとしているのか、そこで何を望んでいるのかによって変わっていきます。つまり、生きることが自らの手の中にあるのです。これまで、なぜそれが人々の手の中になかったのかというと、自らの独りよがりで、この世界から与えられている命の仕組みを無視し、欲のままに生きてきたからです。

私たちが今日ここに集うのは、そういったことを理解した者として、自らの人生にそれを現象として顕わす自覚があるからです。そこには損得勘定や、より良い人生を生きたいというような願望はありません。ただひたすら、時代が要請するままに、宇宙が成り立っていくように生きる。そのことによって、この大きな節目の時にあたり、その先の時代を人々はどのように生きるかを明快に示すことができます。それを自覚した者として、皆さんはここに立っているはずです。

今、雨が降りそそいでいます。祭典の日はカラッと晴れるのが天の恵みなのかというと、それは人間の勝手な都合の思いであり、欲です。もしもずっとカラッと晴れ続けたら、私たちは生きていけないでしょう。今のこの恵みの雨は、そういったことを示しています。宇宙空間から見れば、これは地球の生命循環の作用です。こういった仕組みを私たちは生きていることの証として理解し、愉快なことも不愉快なこともすべてが命の仕組みの中にあることを理解する必要があります。そのことを理解した者たちは、自らにとって都合の良い心で生きることはありません。それが、宇宙の法のもとに、欲望を断ち切った美しい生き方をするということです。

毎年が特別な年であり、毎日が特別な日です。私たちは毎日毎瞬、未知の場所へと進み続けています。その中でも、今年2017年の7月26日は特別な日です。個人的に僕には「来る時が来た」という心境です。というのは、今この祭場の四隅に、樫の幼木が植えられています。つい先日植えたものですが、僕は何も意識していませんでした。ポットに種を播いて、春が来て、梅雨が来て、ある程度育った幼木がポットの中のままで夏を過ごすのは苦痛だろうなと思い、ではこれをどこに植えよう、と考えた時にふっと閃いたのが、この宮ノ下広場の祭場の四方に植えることでした。そしてここに植えることにより、この祭場の意味が完成したのです。

ヒマラヤ樫の幼木

この樫は、ヒマラヤ樫です。この名前は僕が付けました。というのは、3年前にヒマラヤのハルトラビレッジから招待を受けてそこを訪れた時に、何か記念になるものをと思いながら村を歩いていたら、樫の木がありました。そこにまだ熟していない青い実がなっていて、僕に「持って行きなさい」と言うのです。そして木の根元を見ると、その青い実が落ちていました。未熟ですが持って行けというものですから、いくつかを拾って持ってきました。そしてその実を播いたら、その中の4つだけが育ちました。そしてその4本の幼木を、この祭場の四隅に植えたのです。

物理的には何の根拠もありませんが、ヒマラヤは僕の魂のふるさとです。僕が今から1000年ほど前に地球に降り立った時に、最初に暮らした地です。そして3年前にインドの友人から招待を受けてヒマラヤを訪れ、ヒマラヤの山と対話してきました。「戻ってきたよ」と。それは自分のルーツを確認する旅でした。その証として、今は日本の富士山麓にいます。富士山は、地球上で最も霊的に高い山です。プレートとプレートがせめぎ合い、高い地球の波動を発する中心点にあるのが富士山です。それはもっともエネルギーが高いところであり、地震や噴火など天災が起きる場所ですが、それは命の再生が激しいというこというです。それは宇宙の実体を表しています。破壊と再生をくり返し、生きるということです。

命とは、常に変化・変容・変態をくり返し、循環し、巡り巡って、未知なる未来へ進んでいきます。私たちが、10年、20年、30年、40年と生きていく中で、同じところに立ち止まったことは一度もありません。赤ん坊としてこの世に誕生し、そこからずーっと人生を刻んできましたね。そのことを、どこかで忘れています。私たちは二度と同じところに存在することはできません。それは、命だからです。私たち人間だけではなく、地球もその旅をしていますし、宇宙全体もその旅をしています。私たちは、その命の物語を地球と共に、太陽と共に、銀河と共に刻んでいるのです。

さて、今の地球上の人々に、そういった意識が日々の中であるでしょうか。ないでしょう。ないから、意識が人間意識であり、自我に囚われ、感情や欲望のままに生きているのです。

すべての出来事は、そこに関わる人の意識がどのレベルにあるのかによってふさわしく出会うようになっています。これは宇宙の仕組みです。今の人間社会がなぜこのような状態なのかというと、日ごろの意識がそこにあるからです。そして、その意識にふさわしい現象が起きているのです。そう言うと罰を与えられているかのように聞こえるかもしれませんが、この仕組みの真実を知ると、「なんてありがたいのだろう」という想いが湧き上がってきます。それは、人生は自らの意識のままに、思いのままになるということです。すべての出来事は、そのことを教えてくれているのです。

3年前、僕の魂のふるさとであるヒマラヤから樫が来ました。富士山が、天から宇宙の法が降りてくる天教山なら、その教えが天教山を通って地球へと入り、マグマを経て再び地上へと吹き出す地教山がヒマラヤです。そのヒマラヤへの旅の前に、日本の地教山、即ち世界の高天原へ挨拶をするために、富士浅間木の花祭りの舞の奉納に行きました。その地が熊野です。前日は、930hPaの台風が直撃するという予報の中熊野へ向かい、一度も暴風雨に出会うことはありませんでした。そして早朝に熊野三山奥の院である玉置山の玉置神社へ辿り着いた時には、辺りはとても清浄な空気になっていました。無事に舞を奉納し、帰りに辺りを散策していた時に、神代杉に出会いました。そして「この種を持って帰れ」と言うのです。それを持って帰って播いて育ったのが、祭場の中央に植えられているこの木です。

これを植えた時に、木の花の神主であるひろっちに「200年後にあなたがここで祭典をする時には立派な熊野杉になっていますから、それを楽しみにしてください」と言いました(笑)。今は幼木ですが、その命は確実に、地球の高天原である熊野の神代杉から受け継がれ、ここに定着したのです。

熊野と言えば、国之常立神の地球の住まいです。その艮(東北)の方角には富士山があります。地球のへそと言われるインドから艮の方角を見ると、日本があります。日本という地には富士山という山があります。天の教えが富士山を通って地球の中へと入り、マグマを経てヒマラヤから地上へと吹き出し、それがガンガー(ガンジス河)を通って南へ流れ、インドの南端であるポンディシェリに辿り着いて、インド洋から世界へとその教えが広がりました。それは6500年の歴史です。そして今、その文明がこういった形で地球上に広がっています。2012年12月21日に銀河の冬至を迎え、その文明のリセットの時が来たのです。

私たちはその文明の次を生きる時に来ています。「私たち」とは、すべての人間のことです。幸いなことに、チバニアンの発見によって地球の磁場が逆転するということが立証されました。これまで何の根拠もなく磁場の逆転を語ってきましたが、それが立証される時代が来たのです。磁場が逆転するということは、ものの価値観が逆転するということです。

これまでは、命をないがしろにする時代でした。命を壊していくことによって、物理的な豊かさを求める時代でした。これからは、命の尊さに沿い、命をつなぎ、調和を表現していく時代です。私たちの命のもとは太陽です。それを現象化し、顕わすのは地球です。次のサイクルは、自らの自我によって命を壊し、欲望を満たして豊かになろうとするのではなく、命の法、即ち宇宙の法に則り、連携し、調和して、愛豊かに生きる時代が始まりました。これまでは、こんな簡単なことが、自らを自我で愛することによって、表現できない時代だったのです。 

まだまだ世界の人々は、欲望と競争と怒りと争いの中で豊かさを求めています。エネルギーとエネルギーをぶつけ合ってそれを消耗させて、豊かになるわけがないのです。地球生態系は、つながることによって豊かになっていきます。それは無限なのです。命は形を変えながら次へ次へとバトンをつなぎ、そこに破壊はありません。そして命のネットワークを築いて、より世界を豊かにしていくのです。それはまさしく、太陽と地球、惑星たちの関係そのものです。それによって私たち人間も生きているのです。

皆さんは、縁があって木の花ファミリーへやって来ました。特別な決意を持ってここに集っているのですが、毎日の生業に没頭してはいませんか。それでは、本当の豊かさは現象化しません。縁があって集い、生涯を通じて決意したことを毎日自らのベースとして意識しながら、日々与えられる出来事をいただいて生活していく。そうすると、天体が織りなす無限で持続可能なエネルギー、即ちフリーエネルギーが、生活の中に顕れてきます。人類はまだ、その豊かさを知りません。人々がすべてを分かち合い、自然と一体で、命はひとつであることを表現した時に、地球上に、今は想像もできないような豊かさが顕れてきます。それを私たちはこの地に顕わし、もうすぐそこまで来ている新たな時代の先駆けとして、その見本とならねばなりません。

2014年に、ここ宮ノ下広場で、太陽マヤ族の最高司祭である尊母ナーキン氏と共にマヤ新年10OCを祝いました。今日はメキシコのトニナ遺跡でマヤの祭典が行われています。今は午前6時40分です。2017年7月26日の早朝にあたり、地球を祈りのウェーブで包む儀式の始まりがここです。こんなふうに地球を常に意識して、私たちは地球人としての意識を持って宇宙を生きていく。そういった意識を持った人々の地球規模の祭典の始まりです。

もう一度、始めの話に戻ります。

日ごろどのような意識を持って生きるかによって、私たちは未来に出会う出来事の縁を紡いでいます。ですから、出会ったことに不満を持ってはいけません。それは忠実に、あなた自身が持っている意識を現象化してくれているのですから。それに不満を言うようでは、自らの姿を見ずして他者に文句を言っていることになります。出会ったことを潔く受け取り、自らの姿勢を正したならば、一人ひとりの人生はより豊かで、優れたものになるでしょう。我々はそれを自覚して生き、見本となるべき者として生きてきたのです。

僕は、多くの人にとって意味のわからないことをたくさん語ってきました。富士山という山を艮の方角にいただいて、地教山の樫の木と、地球の高天原の神代杉がこの地に根をおろしました。僕の語ることに、根拠はありません。地球上で磁場が逆転するということを語ってきたのも、そこに暮らす人間や生命の価値観が変わっていくよ、ということを語っていたのです。そこに根拠はありませんが、湧いてきたこと、降りてきたことは、真実です。

損得勘定を持って邪な思考で考えたことは、その人だけの思い上がりです。しかし本来私たちは、宇宙の法のもとに顕わされた生命なのです。自らの心が美しければ、宇宙の智恵が自然と降りてきます。自らの心が美しければ、生命の始まりから未来まで、無限なる智恵が自らの中から湧き出します。ですから、自らを磨かなければなりません。どうやって磨くのかというと、今自分が何を思って生きているのかということを、常に観ていくこと。そしてそれは誇れる意識かどうかということを、常に意識して生きること。そして毎日の役割を果たしていくのです。

そうすると、宇宙があなたの生き様に顕れます。地球生態系という、無限なる命の連鎖があなたの生き様に顕れます。それは愛ある、優れた、豊かな生活を私たちにもたらしてくれるでしょう。

長く話していたら、ミストのような雨がやみましたね。このミストは本当に、私たちの命をつくってくれている元の波動です。今日を機会に、思いが本当に現象化するのだということを、しっかりと認識してください。それは恐ろしい事でもあるのです。ろくでもない思いを持って生きれば、それが現象化するのですから。だからこそ、自らをしっかり監視すること。監視するべきは自らの心です。

2017年7月26日早朝。マヤの新年ではありません。地球意識の夜明けのセレモニーとして、ここにいる人々と共に、3000年に向けて新たな時代を生きる人々へのメッセージを確認しました。

宇宙は無限なる世界を、私たちに命として示してくれています。それを汚すことなく、忠実に表現していきたいものです。

 

2017年7月26日 ー 熊野の神代杉とともに

 

 


瞬間瞬間がオリジナル ~ 群れが個人を目覚めさせる

いさどん:
個々の存在は、それぞれが独立した生命だ。その独立しているものをひとつにする時に、物理的に結ばれる行為がある。結ばれることによって、共通の目的が生まれ、心がひとつになる。

ただ、物理的に結ばれる行為の奥に思惑があると、それは結ばれる行為の本来の目的から外れる原因となる。そして思惑と思惑がぶつかり合い、複雑な現象がそこに生まれる。
無垢の状態でひとつになれれば、溶け合って、そこに新たなひとつが生まれる。それは美しい世界だ。そこでは、言葉はいらない。

──── 合体することは、大切なことだよ。

ともこ:
どうして男女でしか合体できないんだろう。誰とでもひとつになれるわけじゃなく、男と女でしか合体できない。

いさどん:
そんなことはない。男と女の対向発生が元となり、それが全体に広がっていくのだから。昔なら群れの中のヲサが神事として交わりを行い、女性にそれを伝えることで群れが安定した。
ただ、昔の一人は個人というよりも、単なる群れの中の細胞にしか過ぎなかった。しかしこれからは、個人がクローズアップされていく。個々が目覚めていくために、群れの中にいることが重要になっていく。一人ひとりが群れを形成するための全体性を持った個人として、目覚めるということだ。

昔は、生きていくために群れの形態をとることは必須だった。そうしなければ存続することができないから、やむを得ずそうしていた。しかし今の社会は、生きることはそれほど難しくなくなった。だからこれからの時代は、個人が群れの中に暮らすのは生きるためではなく、目覚めるためだ。
群れの生活形態が個人を目覚めさせる。全体性を学び、エゴを洗い流し、世界の構造を理解するために、群れの暮らしが必要になる。群れて生きた結果、個人はそれぞれの歩みや個性にふさわしく目覚めていく。そしてそれぞれの事情を生かしながら、全体を創っていく。

これまでの時代は、人々は自由で個性的に生きているかのようで、実際は一律な欲求に翻弄され、惑わされて、極めて個性のない人生を生きてきた。しかしこれからの時代は、群れの中で生きる者は個人としての意識がより確立されるようになる。それは、本来別々の個性を持つ人々が一律な価値観のもとに既製品化されてきたこれまでの世の中の流れとは、逆の方向に進むということだ。

僕は群れの中の一人ひとりに、個性的であることを求めている。しかし与えられることに慣れてしまった人々は、自らそれを目指し、獲得して、輝いていくということを怠る。もっとギラギラしたらいい。そのギラギラとは、宇宙の実相である活性であり、我々が生きる上での生活の表現でもある。そしてそれは、エネルギッシュで魅力的だ。その延長線上に、それぞれの役割や個性的な表現が充実していく。
そこでは、個人プレーは大いに歓迎される。それは全体性のための個人プレーだから。

ともこ:
2012年12月21日の闇のピークに向かって、時代は既製品化の方向へと進んできた。私たちはその極みに生まれた、まさに既製品化を体現している存在だと言えるね。そして時代が闇のピークを越えて新たな方向へと進み出した中で、今なお既製品になろうとしている。

いさどん:
そうだね。しかしそこに違和感を感じ、抵抗する人々も現れ始めた。

ともこ:
これまでは、既製品化しながらどんどん分離していく時代だった。

いさどん:
同じようなものでありながら、プライドが「自分だけは違う」と自分と他者と区別しているんだよ。

ともこ:
今、自分の心が分離の極みの状態になっているのがわかるよ。自我が強くて自分にばかり意識が向いて、周りとのつながりを忘れている。そういう自分たちが今、再び群れの中で暮らし、共に生きることを始めたというのは、すごくおもしろいね。

いさどん:
それを人間がやりきれない分、地球や宇宙が、群れで生きることの後押しをしてくれている。
世界は常に我々に、つながっていることや、生かされていることを教えてくれている。例えば呼吸を止めても、眠らなくても、トイレを我慢しても、食べることをやめても、食べ過ぎても、生きることの原則から外れるとすぐに苦しくなるでしょう。そうやって世界はいっぱい教えてくれている。しかし人々はそういったことを忘れているから、それが今の世の中に生き辛さとなって現れている。これまでのようにわがまま放題で好き勝手に生きることは、これからはやれなくなるということだよ。それが地球の意志であり、宇宙の意志だ。

そもそも我々は、地球というコミュニティに暮らしている。それは、災難が起きたからといって一夜漬けのように群れでつながることとは違う。日ごろから二つのものが完全に一つになるというくらい、つながって生きる。それは阿吽の関係で生きるということだ。

ともこ:
今はまだ、ひとつになることを勘違いしていると思う。既製品化することで「みんなと同じなんだ」と自分を安心させて、それでひとつになろうとしている。

いさどん:
ひとつになることは、個が自立し、目覚めるためにある。ひとつになることによって、自らのキャパを広げ、自由自在に行動し変化していくことが可能になる。そういった余裕を身に付けるということだ。
これはやはり体感を伴わないと難しいだろうか。言葉だけで語っても、結局は聞くだけになり、現実が伴わないものになってしまう。

ひとつになることは、極めて重要だ。それぞれの事情があるから組み合わせによって意味が変わってくるが、それにしても交わることはとても大切なことだ。低俗な交わりをしていては、その有用性に全く気付けないどころか、本来の意味とはかけ離れたものになってしまう。それはただやればいいというものではなく、高次の交わりをできるだけの精神状態を有していなければ、害をもたらすことにもなる。
高次の精神状態があり、それにふさわしい交わりをすることによって、その場に出会うそれぞれの者たちの事情に相応しい有効な働きが生まれる。それは、交わることにはこういう効能があるのだと言って、マニュアルのように行うものではない。この世界は瞬間瞬間がオリジナル。常に今と向き合い、新鮮に生きるということだ。

ようこ:
だからいさどんはいつも、自らの価値を高めなさいという話をする。価値を高めると、自動的に既製品の世界から脱却してオリジナルな存在になるから。

いさどん:
そうだよ。しかし人は既製品でいたがる。自分らしくオリジナルに生きることに慣れていないし、自分が自分らしく生きると、風当たりも強くなり責任も生じるから、既製品の中に逃げ込んで楽をしていたいんだよ。
中には既製品として安穏としていながら、自分の自我は表現したいというたちの悪い者もいる。

 

────── 僕はこれから、地上の肉体を考えずに生きていく。

明日は早いから早く寝なければとか、今日は作業が忙しいからその前に休んでおこうなどと想定して自らに配慮するのは、現象を先取りしているということだ。それではいけない。僕の中には、そういったことを無視している自分がいる。

そんなことを考えながら、僕はこう思った。「突然死するのはいいな」と。

僕は今、自分の体がとても不自由だ。しかしどことなく、この状態だな、これでいくんだな、という感覚がある。突然死、いいと思わない?「来た来た来たー!!」という感じで、リセット。そして僕が死んだら膨大な情報が残してあるから、それを研究する者がきっと現れる。僕が生きている限り次がどんどん出てくるから研究はしないが、もう出てこないとなったら「あれはいったい何だったのだろう」と研究する者が現れる。その時に、びっくりすることになるだろう。「こんなものが出ていたのか!」と。
僕は早く突然死するために、これからも大量の情報を残さなければいけない。それを残せば残すほど突然死が待っているのだから、よし、残してやろう。そして、目指せ突然死!!

ともこ:
毎日を真剣に生きていれば、いつ死んでもいい覚悟が自然と生まれる。それは自分に対してもそうだし、人に対してもそうだね。真剣だったら誰かが突然死しても、そこに後悔はない。

いさどん:
依存していると、後悔するよ。

 


 

地球はそもそもコミュニティ

その中で生きるとは、どういうこと?

「1ヶ月間の真学校2017」

「医」「農」「食」「経済」「環境」「教育」「社会」「芸術」─── 多彩な切り口の講座を通して、私たちはなぜこの世界に生きているのか、あなた自身の中にある真実の目を開く、ダイナミックなプログラム
1ヶ月間木の花ファミリーに滞在し、宇宙視点で日常を生きるとはどういうことかを実体験として学びます。

【日程】2017年2月19日(日)~3月18日(土)
【会場】木の花ファミリー
【定員】15名 定員に達し次第受け付けを締め切ります。
【参加費】18~22万円 収入に応じたスライド制です。受講料や食費など1ヶ月間の滞在費全てを含みます。

講座詳細やこれまでの受講生の体験記はこちら!

→ 1ヶ月間の真学校ブログ

 


これは宇宙プロジェクトです

5月27日から約3ヶ月間木の花ファミリーに滞在している、タイの代替教育学校に通う高校生のナッちゃん・マインちゃんと、先生のワンちゃん。その滞在も残り10日間となった8月8日、3人といさどんが話す時間が持たれました。その2日前の8月6日の子どもミーティングで韓国人のソミンちゃんたちといさどんとの会話がシェアされたことを受けて、この時間は第二次世界大戦についての質問から始まりました。

■    ■    ■

ワンちゃん:
タイの学校では、大学に入るまで第二次世界大戦について詳しく勉強しません。ですから、マインちゃんとナッちゃんもそういう戦争があったことは知っていますが、なぜそれが起きたのかは知らないのです。

マインちゃん:
なぜ第二次世界大戦が起きたのですか?

いさどん:
それは一言で言えば、人間が自分のことしか考えず、他人のものを奪ってでも豊かになろうとした結果です。

第二次世界大戦の流れを簡単に説明すると、まずその始まりは15世紀から17世紀にかけて、「大航海時代」と呼ばれる、ヨーロッパ人たちが世界中を植民地にしていった時代がありました。そういった中で、アフリカの人々を奴隷とし、アメリカという国が台頭してきました。そして1914年第一次世界大戦が始まり、当時有力な国のひとつであったドイツが1918年に第一次世界大戦で負けたのです。戦争で勝った国々は世界中にさらに利権を広げ、豊かになっていったのですが、ドイツだけが貧しくなりました。そのような中でドイツではヒトラーが現れ、ゲルマン民族の優秀さを謳い、ユダヤ人の排斥を訴え、もう一度ドイツ民族を再興させようとしました。そして1939年ドイツはポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まったのです。

かたや極東の日本を取り巻く環境としては、日本は明治以降日清戦争、日露戦争で勝利し、第一次世界大戦に参戦して中国に対する利権を獲得し、世界の強国の仲間入りをしようと企んでいました。その後、日本はアジアの国々をアメリカやイギリスの植民地から解放するという名目で、ドイツと組んで戦争を始めました。当時、インドはイギリスの植民地であり、ベトナムはフランスの植民地であり、インドネシアはオランダの植民地でした。中国に至っては、世界の強国がこぞって利権を奪い合おうと群がっていました。そのような状況の中、日本は大国の仲間入りをしようとして、韓国と台湾を併合しました。その後、日本は中国に対して戦争を仕掛けたのですが、その名目はアジアをひとつにするというものでした。ところが実際は、日本の利益を求めることが目的だったのです。それで、アメリカやイギリスなど、当時世界を植民地化していた強国は、自分たちの利益を奪われるということで日本と対立することになりました。そして、日本を経済封鎖したのです。このようにして石油資源を断たれることにより日本は行き詰まり、第二次世界大戦に入っていきました。

それでも、日本一国だけで戦争を起こすことはなかったのでしょう。当時、世界最大の工業国であったドイツはヨーロッパでナチズムによって発展しましたが、国際的には孤立していました。それから、イタリアにもファシズムというムッソリーニ率いる独裁国家ができていましたが、ドイツ同様、国際的には孤立していました。そこで、ドイツ・イタリア・日本が三国軍事同盟を結ぶことになったのです。

日本の中でも冷静な人たちは、国力から言えば日本はアメリカと戦って勝てるわけがないと考えていました。しかし、ドイツやイタリアとの三国軍事同盟があったがために、日本は軍が勢力を持ち、政府を抑えてしまうという軍事国家になってしまったのです。実際にドイツは東ヨーロッパ・フランスを占領し、アフリカにまで戦場を拡大しました。しかし、戦場を広げすぎると、軍の補給をするのがさらに難しくなるでしょう?結果、三国軍事同盟が敗北するのですが、最初にイタリアが降伏し、次にドイツが降伏して、最後に日本が降伏しました。この第二次世界大戦で日本人の死者数は310万人、ドイツ人の死者数は700~900万人、中国人の死者数は1000~2000万人、ロシア人の死者数は2100~2800万人と言われており、死者数の合計は6000万~8500万人に至りました。これは当時の世界の人口の2.5%以上が犠牲になったということです。

このようにして、日本・ドイツ・イタリアが敗れ、正義の連合国が第二次世界大戦に勝ったのです。そろそろ日本が負けそうだというときにヤルタ会談が開かれました。そのときにイギリスのチャーチル、アメリカのルーズベルト、ロシアのスターリンが会談しました。結局そこで話し合われたことは、この戦争が終わったときに自分たちがどこの国を自分のものにするか、ということでした。しかし元々、アメリカやポルトガル・スペイン・オランダといったヨーロッパの国々が世界中を植民地にしていたのです。それが結果として第二次世界大戦が起きることによって、彼らの国力が落ち、そして植民地が解放されたという意味では、第二次世界大戦は悪いことばかりではありませんでした。

そして第二次世界大戦を最終的に終結するきっかけとなったのが、広島と長崎への原爆投下でした。しかしそれは、ソビエトの共産主義とアメリカの資本主義という巨大な強国による二極化へとつながり、そこから冷戦時代が始まったのです。その影響下ですぐに、朝鮮半島では朝鮮戦争が始まり、現在の北朝鮮と韓国に分かれることになりました。結局、それはソビエトや中国という共産国に対するアメリカの代理戦争だったのです。次に、ベトナム戦争でも同じことが起きました。タイの隣国であるカンボジアではポル・ポト派が大虐殺をしましたが、彼らも共産主義勢力でした。それから、ヨーロッパにいたユダヤ人たちがドイツの迫害によってアメリカに渡り、彼らの科学技術の優秀さでアメリカにそういった技術をもたらすと同時に、ユダヤ資本はイスラエルを建国するために使われていきました。アラビアのロレンスという物語があるのですが、第一次世界大戦中にイギリスはユダヤ人に対して、中東にユダヤ人国家を創るという約束をしました。ところが、アラビアのロレンスは、正確に言うとイギリスのスパイだったのです。

ワンちゃん:
でも、彼はヒーローとして描かれていますよね。

いさどん:
それは西側諸国によって描かれているからです。それで、もともとアラブ人が住んでいたところにイスラエルというユダヤ人国家を創ってしまったのです。そして、入植したユダヤ人の多くは、ソビエトにいたユダヤ人でした。ですから、ソフホーズやコルホーズといった集団農場の考え方が、今のイスラエルのキブツ(集団農業共同体)の元になっているのです。

ワンちゃん:
まあ!知らなかったわ!

いさどん:
このように第二次世界大戦に至った出来事を簡単に説明しましたが、実際にはもっとたくさんの悲惨な出来事があり、たくさんの人々が死ぬことになったのです。そしてそういった国家の体質は終わることなく、今につながっているのです。

ですから、第二次世界大戦が終わっても、世界にはたくさんの利権の物語があり、中東戦争やイラク戦争、今のISにまですべてつながっているのです。このように、近代の国家は常に国益ばかりを追い求め、強国が世界を支配し、そして戦勝国という立場に立った側は、常に正義の旗印のもとに世界をリードしてきたのです。その背後には、どの国家も自らの欲望を満たそうとする弱肉強食の性質が隠されていたのが今、明らかにされてきています。

ワンちゃん:
それは、アメリカが戦争を終わらせたくないからですね。

いさどん:
そうです。今までアメリカは正義の側にいましたが、アメリカは利権によって動いています。イラン・イラク戦争でも、最近の世界のほとんどの戦争はアメリカが絡んでいるのです。

ワンちゃん:
アメリカの権力は、銃や武器を売ることから来ているのですよね。

いさどん:
オバマ大統領は、今年の5月に日本で開催された伊勢志摩サミットに参加する前、ベトナムへ行き、武器を売る商談をしてきたのです。そして広島を訪れ、「核のない世界を創りましょう」というスピーチをしたのですよ!

マインちゃん:
なぜオバマ大統領は武器を売るためにベトナムへ行き、それから日本へ来て平和について語ったのですか??

ワンちゃん:
それは彼が政治家だからよ!!

いさどん:
政治家というのは国益が元にあるのです。そして利権によって選ばれるのです。ですから、社会的に地位の高い人が優れた社会を創る人とは限らないのですよ。それは、今の人々が常に自分の利益ばかりを追い求めていることが原因です。そこでいさどんは、そのような利権を求める人々の代表が創る国ではなく、一人ひとりが目覚め、優れた人となり、地球というクニをひとつと考え、共に創っていく世界を目指しているのです。

いさどんを世界の独裁者にしても良い世の中ができるのは、いさどんは自分のことを先に考えないからです。それは、神様の姿勢と同じです。神様はこの世界を独裁して創っていますが、自分が創ったものたちにこの世界を任せているのです。ですから、後は人間が神様の意志を感じてそれに従えば、理想の世界はいつでもできるのです。

ナッちゃん:
なぜ腐敗している政治家が世の中で権力を持つことができるのですか?

いさどん:
それは、人間が自分が得することを優先して考え、自分に有利な政治家ばかりを選ぼうとするからです。たとえば、お金儲けの世界は人々が欲深でないと、成立しないのです。今、日本やタイは平和なように見えるかもしれませんが、人々の心はお金儲けや競争の中で、毎日戦争をしているようなものなのです。さらに、マクドナルドやケンタッキー、セブンイレブンなどのアメリカ資本の会社が世界にはびこり、金融システムもすべて、今はアメリカに支配されているのです。

このように、第二次世界大戦からの話をしていったら、物語はそこで終わらないのです。その前には第一次世界大戦があり、そのもっと前からの物語が続いていて、そして第二次世界大戦が終わった今も、この人類の欲深物語は続いているのです。

マインちゃん:
もし第三次世界大戦が起きたら、わたしたちは暮らすところがなくなることでしょう・・・

いさどん:
第三次世界大戦が起きる心配をするよりも、今、地球は地震や火山活動などによって人類にメッセージを投げかけています。2012年12月21日に銀河の冬至という25800年ぶりのターニングポイントを迎え、今、時代は大きく変わることを示しているのです。

今日、日本の天皇陛下がお気持ちを表明され、生前退位の意向を示されましたね。日本の天皇制は2600年続いており、そういった意味で日本は同一の王の元に形成されている国では世界最古の国家と言われています。しかし、それもたった2600年ですから、太陽の一螺旋である25800年からすると10分の1にしかすぎません。歴代天皇125代のうち59人が上皇(天皇が位を退いてからの尊称)になっていますから、日本の歴史からすると生前退位は珍しいことではありませんが、前回の生前退位が200年前だということからすると、このタイミングで天皇陛下がお気持ちを表明されたことに僕はピッと来ました。

2012年12月21日闇のピークを過ぎ、2016年6月21日の夏至をもって銀河の夜が明けました。そして、これから光の時代へ向かうのですから、今回天皇陛下は時代の切り替わりを感じて、このようなお気持ちになられたのでしょう。これは宇宙的に観ても大きな出来事なのです。冥王星の248年の周期から観ても、日本に起きている天皇制の移り変わりと太陽と冥王星から観る時代の移り変わりが非常に連動していることが観て取れます。

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ですから今、宇宙的に大きなターニングポイントを迎えたことから、日本には大きな災難が来ることが予測されますね。もちろん、それは世界中に来るのですが、その先駆けとして日本に来るのです。

ワンちゃん:
それは、自然災害ということですか?

いさどん:
いろいろな意味においてです。日本人が本来のヤマトの心を取り戻すために、それが起きているのです。今、日本人の心はアメリカに汚染されてしまっていますから、ヤマトの心に目覚めるためにはそれが必要なのです。それで、高齢になられた天皇陛下は、これまでのように重い務めを果たすことが困難になってきたと直観で感じ、若い皇太子に皇位を継承しようと想っていたのでしょう。「天」皇陛下ですから、「天」の意志を直観で感じたのだろうと僕は観ています。そういった意味で、宇宙的な新たな時代の訪れを感じさせる今回の天皇陛下のお気持ち表明だったのでしょう。

25800年ぶりのターニングポイントを迎えた今、王や聖人が支配する時代から、一人ひとりが目覚める時代へと突入しました。これまで天皇は国家を司るために天との儀式を行ってきたのですが、これからはわたしたち一人ひとりが天とつながり、地球をどう運営していくのかを考えていく時代になったのです。それは、一人ひとりが「天人」としての意識に目覚める時代の訪れです。

エゴが膨らみ、自らの欲望を叶えることを優先させてきた人間の心を目覚めさせるために、これからも宇宙や地球は天変地異という形で、人間に厳しい環境を与えていくことでしょう。なぜなら、環境が厳しくなればなるほど、人々は助け合うことを思い出すことになるからです。

ワンちゃん:
2年前にタイで起きた大洪水も良い例ですね。自然災害が起きたことによって、人々は集い、お互いに助け合いました。

いさどん:
世界の中でも特に日本人は、そういった地震や災害があると助け合い、秩序のある民族として知られています。タイでもそういった傾向があるとしたら、それは仏教精神から来ているのかもしれませんね。

ここで僕が一番伝えたいことは、そのような厳しいメッセージをもらわなくても、自らの心を磨き、エゴを超え、優れた精神になれば、わたしたちは地上天国を創ることができるということです。そういった意味でも、木の花ファミリーの生活は新たな時代の見本になると思いませんか?あなたたちがタイへ帰っていったら、タイにもぜひそのような場所を創ってほしいと思っています。

マインちゃん:
それはとても難しいことです!

いさどん:
あきらめてはいけませんよ(笑)!

そのことを難しいと言って低い意識で生きるのか、それともあきらめないで少しでも高い意識を目指して生きるのか、あなたはどちらを選びますか?そのときに自らの自我が優先されると、低い意識で生きていくことになります。天を向いて、天を頼れば、高い意識で生きていけるのです。それが成し遂げられるかどうかは、ひとえにあなたの姿勢次第なのです。

マインちゃん:
いさどんが言っていることは真実です。わたしたちが高い意識で生きていくのか、それともあきらめるのかは、まさにわたしたちにかかっています。木の花ファミリーの人たちを観ていると、皆さんは見本となるために日々を生きようとしていますね。もしわたしがあきらめそうになったときには、ここにいる皆のことを思い出します。この生き方がどれほど難しくても、皆さんは高い意識で生きようとしています。ですから、わたしたちは簡単にあきらめるべきではありませんね!

時々、わたしは複雑な気持ちになります。人々を助けたいと思うときもあるのですが、わたしの友達たちはとても頑固なので、「彼女たちにとってこのことはふさわしいだろう」と思うこともあります。

いさどん:
それを成し遂げようと思う必要はないのです。最も大切なことは、高い意識で生きることです。今日、第二次世界大戦の話をしましたね。本当は、あのような戦争は誰もしたくなかったのです。しかし、誰もそれを止めることができず、人類はあのような悲惨なことを経験することになりました。それはある意味、時代がそういう時代だったということでもあるのです。

そして今、時代は対立の時代から統合の時代に切り替わりました。そのことに気付いた者たちには、誰よりも天や時代が味方してくれるのです。先を行く者たちのことを今の多くの人々は理解できませんが、天が味方してくれるのです。それでこそ、この世界で大事なことを成し遂げる人になれるのです。そういった人のことを「天人」と言います。ですから、自分がどのような心をしているのかが大切です。あとは、時代の流れがそのような時代に運んでいってくれます。

あなたたちは、わたしたちととても深い縁があってここへ来たのです。そして、この縁はこれで終わりではありません。これは、これからわたしたちが成し遂げていくためのスタートです。

ワンちゃん:
今、わたしが泣いているのは、自分が頑固な生徒で、大いなる先生によって叩かれたように感じているからです!だから、わたしはもっと一生懸命取り組むべきなのです。

いさどん:
まずは柔軟になることが大切です。

ワンちゃん:
それは非常に難しいことだと感じています

いさどん:
それは、自分を一番優先しているからですよ(笑)。他人のために生きられるようになったらいいですね。

ワンちゃん:
いさどんの言っていることはすべて正しいので、議論する余地がありません。ですから、それがどんなに難しくても、わたしはやるしかないのです。ある意味、わたしは野生の動物で、いさどんはハンターでわたしを捕まえ、わたしはもう逃げられない状態にあるようです(笑)!

いさどん:
その先は、家族として迎え入れて、一緒に楽しく暮らすのですよ♪

ワンちゃん:
ありがとうございます!!

いさどん:
これはあなたたちのためのプロジェクトではありません。日本とタイのプロジェクトでもありません。これは地球物語であり、宇宙プロジェクトなのです。

ですから、ここに来て、「木の花ファミリーは良いところだ!」と思って、タイへ戻り、「タイではできない!」と思ってはいけませんよ♪今、天のプロジェクトがスタートしたのですから。これからはあなたのような頑固な人たちがあっという間に目覚めていく時代になります。時代はもう、ターニングポイントを超えたのですからね。

わたしたちには天が味方しています。そして、時代はそのように流れていきますから。大切なことは、高い意識で生きるということです。

 

宇宙プロジェクトは、これからが本番です!
 宇宙プロジェクトは、これからが本番です!